フワフワのタオルは肌触りもよく、気持ちのいいものですよね。
しかし、はじめはフワフワだったタオルが、洗濯するたびにゴワゴワになってしまうことはありませんか?
ゴワゴワのタオルで顔や体を拭いても気持ちよくありませんよね。
我が家でもタオルがゴワゴワしてしまったら柔軟剤を使用していました。
しかし、実はタオルに柔軟剤を使用することがゴワゴワの原因だったりするんですよ。
そこで今回は、ゴワゴワのタオルをフワフワに戻す方法についてまとめてみました。
タオルがゴワゴワになってしまう原因と対策
タオルがゴワゴワになってしまう原因はいくつかあります。
まずは、普段の洗濯の仕方にタオルをゴワゴワにしてしまう原因がないか、見直してみましょう。
■洗剤や汚れが残っている
タオルを洗濯するとき、水の量が少なかったり、すすぎが不十分だとタオルの繊維の間に洗剤や汚れが残ってしまいます。
すると残った洗剤や汚れがタオルの繊維の立ち上がりを邪魔してしまうため、乾くときに繊維の膨らむ力を弱めてしまいタオルがゴワゴワになってしまいます。
対策タオルを洗濯するときは、適量の洗剤を使用し、タップリの水で洗うようにしましょう。
■柔軟剤を使っている
タオルをフワフワに柔らくしたいとき、柔軟剤を多く入れてしまうことはありませんか?
実は、柔軟剤は繊維をコーティングする役割があるため、使い続けるとかえってタオルがゴワゴワになってしまうのです。
さらには、タオルの吸水性が損なわれたり繊維が抜けやすくなる原因になってしまいます。
対策タオルへの柔軟剤の使用は、10回に1回くらいにしましょう。
柔軟剤は毎回使うのではなく、タオルに柔らかさがなくなってきたら使用するのが効果的です。
■一度に洗う洗濯の量が多すぎる
一度に洗う洗濯物の量が多すぎると、他の衣類と擦れ合い、摩擦が生じてしまいます。
摩擦によってタオルの生地がダメージを受け、目詰まりを起こしたり、縮んで固くなることがあります。
対策一度に洗う洗濯物の量を減らし、タオルは洗濯ネットに入れて洗濯するようにしましょう。
■長時間濡れたままで放置している
洗濯後にすぐに干さずに濡れたままでタオルを放置すると、雑菌が繁殖してしまいます。
その雑菌がタオルの繊維を傷つけてしまうため、タオルがゴワゴワになってしまいます。
対策タオルの洗濯が終わったら、時間をおかずにすぐ干すようにしましょう。
■干しすぎ
タオルには程よい水分量が必要です。
干しすぎるとタオルに必要な水分まで蒸発してしまうため、硬くゴワゴワになってしまいます。
また、綿などの天然繊維は紫外線の影響を受けやすいので、タオルをフワフワにするには天日干しはNGです。
対策タオルを干すときは直射日光を避け、風通しの良い日陰に干し、乾いたらすぐに室内に取り込むようにしましょう。
■ドラム式の洗濯機を使用している
ドラム式の洗濯機は、洗濯物をドラム内に叩きつけて洗う仕組みになっています。
そのため、縦型の洗濯機に比べると生地に与えるダメージが大きく、タオルの繊維が潰れてゴワゴワになりやすくなってしまうのです。
対策ドラム式の洗濯機の場合は、そのまま乾燥まで行うとフワフワに仕上げることができます。
タオルをフワフワに戻す方法
タオルをフワフワにする一番のポイントは、干すときにあります。
洗濯機で脱水したタオルは、繊維が倒れてしまっています。
そのため、干すときにタオルをパンパンと音を立てて振り、タオルの繊維を立たせることが重要です。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=20&v=gHw85kO2Oqk
タオルは繊維の向きが自分に向かっている方を両手で持ちます。
そして、パンパンとしっかり音を立てるようにタオルを10回程度振りましょう。
少し力がいりますが、ここでしっかりとタオルを振ることで、乾いたときにフワフワにすることができますよ。
もし、タオルの汚れがひどくない場合には、おしゃれ着用洗剤の使用もオススメです。
オシャレ着用の洗剤は洗浄力が通常の洗剤よりも弱いですが、繊維を柔らかく仕上げてくれる効果があるので、タオルをフワフワにしやすくなりますよ。
関連記事 タオルの臭いが取れない!洗濯しても臭う原因や落とし方と予防策
おわりに
タオルがゴワゴワになる理由は、普段の洗濯の仕方にあるかもしれません。
我が家も毎回柔軟剤を入れてタオルを洗濯していました・・・。
柔軟剤の使用を減らして、タオルを干す前によく振るようにしたら、以前よりタオルがフワフワになりましたよ。
フワフワのタオルで顔や体を拭くのはそれだけで気持ちがいいものです。
ゴワゴワのタオルは洗濯の仕方を見直し、しっかり振ってから干すようにしてみてくださいね。