ストッキングのゴムの部分がきつくてかぶれたり、痒くなってしまうことはありませんか?
とくに汗をかく季節には、かぶれがひどくなる傾向がありますよね。
そこで今回は、ストッキングのゴムでかぶれる原因と対処法を紹介します。
ストッキングの締め付けでかぶれや痒みが起きる原因は?
ストッキングのゴムでウエスト部分や足にかぶれができてしまう原因は、機械的蕁麻疹(きかいてきじんましん)の可能性があります。
蕁麻疹といえば、食べ物や動物などのアレルギー反応で起きそうなイメージがありますよね。
しかし、機械的蕁麻疹は、締め付けの多い衣類などの接触や圧迫が原因で起きるものです。
機械的蕁麻疹の症状としては、ミミズ腫れをおこしたり、腫れたり、痒みがあったりします。
通常は、原因となっている締め付けを解消すれば早ければ数分、長くても数時間で腫れなどの症状は治まります。
しかし、痒みが発生してかいてしまうと蕁麻疹が広がってしまったり、肌が傷ついてなかなか治らなくなってしまうこともあるのです。
ストッキングのウエスト部分のゴムでかぶれるときは?
では、ストッキングを履いたときにウエスト部分のゴムでかぶれるときはどう対応したらいいでしょうか?
肌への圧迫や摩擦などの刺激がかぶれやかゆみの原因ですので、ゴムがきついストッキングを履かないのが一番いい対処法です。
しかし、買ったストッキングがきつい場合もありますよね。
そのため、ストッキングの締め付けがきついときは、なるべくゴムの部分を肌に触れないように対策をしましょう。
ストッキングのゴムが肌に触れない対策で一番簡単なのは、キャミソールやタンクトップをストッキングの中に入れてしまうことです。
ただし、キャミソールなどをストッキングにインした姿は少し恥ずかしいので、人前で着替えるときなどは気をつけてくださいね(^^;
キャミソールやタンクトップをストッキングにインしたくない・・・というときはガーターストッキングを履いてみましょう。
「ガーターベルト+ガーターストッキング」は締め付け感があまりないので、お腹への圧迫感もなくてオススメです。
ガーターストッキングはガーターベルトなしでも履けるものがありますが、シリコンゴムを使用しているものが多く、ゴムが痒い・・・ということもあります。
ひざ上ストッキングなどもあるので、自分に合ったストッキングを試してみてくださいね。
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ひざ下ストッキングのゴムがきついときは?
夏場などパンツスタイルの時には、ひざ下ストッキングを履くことがありますよね。
ひざ下ストッキングもゴムの部分がきつくて足が痛くなったり痒くなったりすることがあります。
ヒドイときには水ぶくれになったりすることも・・・。
ひざ下ストッキングのゴムがきつくてかぶれるときは、ゴムの部分を外側に折り返すことで緩和できます。
ゴムの部分が肌に触れないだけで、少しですが楽になりますよ。
または、パンツスタイルなどで誰にも気づかれることがなければ、ゴムの部分と肌の間にティッシュなどを挟んでおく、というのも手です。
ひざ下ストッキングのゴムのしめつけ感が気になるときは、ゴムの部分を少し切るという方法もあります。
ストッキングのゴムの部分を対角線に2か所、5㎜くらいの切り込みを入れてみましょう。
それでもきつかったら、十字になるような方向でさらに2か所切り込みを入れてみます。
ストッキングを洗うと切った部分が広がる可能性がありますので、なるべく浅めに切るのがポイントです。
また、くちゴムがゆったりしているひざ下ストッキングもありますので、なるべくゴムの締め付けがないものを選ぶようにしてくださいね。
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おわりに
私も仕事で夏はひざ下ストッキングをよく履くのですが、圧迫によるかぶれが酷くなってしまったことがあります。
痒みでかいてしまったので症状が悪化し、皮膚科に行って薬をもらってなんとか治しました・・・。
症状がひどくなると治すが大変になりますので、ストッキングのゴムでかぶれるときは、なるべく
・刺激の少ないゴムが緩いストッキングを選ぶ
・ストッキングのゴム部分を肌に触れないようにする
などの対策をしっかりとるようにしてみてくださいね。