衣替えで収納していた服を出してみたら、なぜだか臭い・・・、なんてことありませんか?
きちんと洗濯してしまったはずなのに、なぜ臭くなってしまったのでしょうか?
そこで今回は、衣替えでしまっていた服が臭くなってしまう原因や臭いの取り方ついてまとめてみました。
衣替えでしまっておいた服が臭うのはなぜ?
衣替えでしまっておいた服が臭うのは、防虫剤のニオイまたは衣類に残った汚れが原因として考えられます。
■防虫剤のニオイ
衣替えで洋服をしまうとき、虫に食われないように防虫剤を入れますよね。
この防虫剤の臭いが服に染みついてしまい、出した時に臭ってしまうことが考えられます。
■衣類の汚れ
しっかり洗濯したはずでも、実は繊維の奥に皮脂汚れや洗剤カスが残ってしまうことがあります。
雑菌やカビは、衣類に残った汚れをエサにして生え始めます。
衣類を収納している期間に皮脂汚れが酸化したりカビが生えることで、出した時に嫌な臭いがする原因になってしまうのです。
収納していた衣類の臭いの取り方
衣替えで気になる衣類のニオイは、しっかり洗って落としましょう。
洗えない衣類は、陰干しにしたり、スチームアイロンなどでニオイを飛ばすのがオススメです。
しかし、どうしても臭いが落ちない場合や大切な衣類の場合は、クリーニング店にお願いするのが安心ですよ。
■しっかり洗う
洗える衣類の場合は、洗濯をしてニオイを落としましょう。
皮脂汚れやカビをしっかり落とすため、洗剤だけでなく酸素系漂白剤を入れて洗濯するようにしてくださいね。
普通に洗濯してもニオイが落ちない・・・、と言う場合はつけ置き洗いをして落としましょう。
液体の酸素系漂白剤でも効果はありますが、粉末の方が強力なので頑固なニオイには粉末の酸素系漂白剤を使用するのがオススメです。
つけ置き洗いするときは、必ず40~50℃くらいのお湯を使用しましょう。
皮脂汚れなどは40℃以上のお湯を使用すると落ちやすくなるため、水では酸素系漂白剤の効果が十分に発揮できないので注意してくださいね。
- バケツや洗面器などに40~50℃くらいのお湯を用意し、酸素系漂白剤を適量入れる
- ニオイがする衣類を入れ30分~2時間放置する
- 洗濯機で普通に洗う
■風通しの良い場所に陰干しをする
洗えない衣類の場合は、湿度の低い天気の良い日に風通しの良い場所で陰干しをしてみてください。
防虫剤の多くは揮発性なので、風を通すことでニオイが簡単に消える場合があります。
カビなどのニオイは天日干しにすると消えることがあります。
しかし、直射日光は衣類を傷めてしまうので、色あせなどが心配な場合は必ず陰干しするようにしましょう。
■スチームアイロンをあてる
風通しの良い場所に干しておいても、衣類に染みついたニオイが取れないときはアイロンのスチームをあててみましょう。
スチームの熱が繊維の奥に入り込んだニオイの元となる成分を浮き上がらせてくれるので、ニオイが落ちやすくなります。
衣類から2~3センチ浮かせてアイロンをあて、スチームだけをかけていきます。
その後、陰干しをして、しっかりと乾かしましょう。
アイロンを使うのは面倒・・・と言う場合は、お風呂場に干すという方法もあります。
お風呂に入った後に、ニオイの気になる服を浴室に吊るしておきましょう。
お風呂の湯気がアイロンのスチーム代わりになり、ニオイを落とすことが可能です。
■脱臭剤を使用する
冷蔵庫などに使用する脱臭剤を使う手もあります。
ビニール袋などにニオイの気になる衣類と一緒に脱臭剤を入れて、一晩置いておきましょう。
脱臭剤の成分が衣類のニオイの元を除去してくれますよ。
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おわりに
我が家でも衣替えの時期、きちんと洗ってしまったはずなのに臭う・・・という衣類がたくさんでてきます。
とくに旦那の服が異様に臭いんですよね・・・。
大抵の場合、1度洗えばニオイが気にならなくなります。
しかし、洗濯だけでは落ちない染みついてしまった頑固なニオイは、つけ置き洗いをしてしっかり落としてみてくださいね。