夏場、暑くなってくると生ゴミの臭いが気になりませんか?
生ゴミを早く捨てることができれば臭うこともありませんが、毎日ゴミの回収が来てくれるわけではありませんよね。
ゴミの回収日までに生ごみを保管していると、ゴミ箱やキッチンに生ゴミの嫌な臭いがしてしまうことがあります。
さらにはコバエなどの虫が湧いてしまうことも・・・。
生ゴミの処理は、どうすれば一番いいのでしょうか?
そこで今回は、生ゴミの臭いを防ぐ処理方法や保管方法、虫対策について調べてみました。
夏に生ゴミが臭ってしまうのはなぜ?
夏はとくに生ごみの臭いがきつく感じますよね。
夏場に生ゴミの臭いがきつくなる原因は、雑菌の繁殖です。
雑菌は湿気が多い場所を好み、とくに35℃を超えてから繁殖力が高まるといわれています。
そのため、湿度や気温の高くなる夏場は、雑菌の繁殖が強まるため、すぐに生ゴミに嫌な臭いが発生してしまうのです。
生ゴミの臭いを抑える処理方法と保管方法
夏は、生ゴミをそのままにしておくと、すぐに嫌な臭いが発生してしまいますよね。
しかし、きちんとした方法で生ゴミを処理をすれば、嫌な臭いの発生を抑えることができます。
■雑菌の繁殖を抑制する
生ゴミの臭いの元となるのは雑菌です。
そのため、生ゴミに発生する雑菌の繁殖を抑えてしまえば、嫌な臭いを抑えることができます。
オススメは、掃除や料理などにも使う「重曹」を使う方法です。
重曹には消臭効果のほかに殺菌効果もあるため、生ゴミの臭いを抑えるのにも使えます。
処理方法はとても簡単です。
三角コーナーやビニール袋などに溜まっている生ゴミに重曹を振りかけておくだけです。
使用量の目安は、ビニール袋1つの生ゴミに対して重曹大さじ1杯です。
この状態で少し時間を置くと、ゴミの殺菌と消臭ができるので臭いを抑えることができます。
家に重曹がなければ、お酢でも同じような効果を得ることができます。
生ゴミを入れるビニール袋の中にキッチンペーパーを1~2枚敷き、そこにお酢と水を入れましょう。
お酢と水の目安量は、ビニール袋1つの生ゴミに対して大さじ3杯ずつです。
そこに生ゴミを入れれば、お酢の殺菌効果で生ゴミの菌の繁殖を抑制し、臭いを抑えることができますよ。
■ゴミの回収日までの保管方法
生ゴミをゴミ回収日まで保管しておくときは、冷暗所に置くようにしましょう。
また、生ゴミの水分はしっかり切ってください。
生ゴミに水分が残ったままでは、腐敗が進んで嫌な臭いを発生させてしまいます。
新聞紙があれば、生ごみの水気を切ったあとに新聞紙で包んでおきましょう。
新聞紙にも消臭効果があるので、生ゴミの嫌な臭いを吸い取ってくれますよ。
ゴミの回収日までに日にちがあるようであれば、生ゴミを冷凍庫で冷凍保存しておくという方法もあります。
生ゴミを冷凍庫に入れることに抵抗がなければ、冷凍することで嫌な臭いをほとんど抑えることができますよ。
■生ゴミ対策グッズの使用
生ゴミが毎日たくさん出てしまう場合、何をしても臭いが気になりますし処理をするのも大変です。
そんなときは、思い切って家庭用の生ゴミ処理機を購入するという手もあります。
初期費用は多少かかりますが、生ごみ処理機があれば、そこに入れるだけで生ゴミの処理ができるので、面倒な手間もなく生ゴミ臭を抑えることができますよ。
生ゴミの虫対策
生ゴミを放置していると、臭いだけじゃなく虫が湧いてしまうこともありますよね。
コバエなどの虫は汚い水に集まる習性があります。
そのため、生ゴミにコバエなどの虫が湧かないようにするためには、水気をしっかり切るだけで発生をかなり抑えることができます。
あとは先ほど紹介したように、重曹やお酢を使用して殺菌・消臭したり、新聞紙に包んだりして生ゴミに虫が寄り付かないようにしておきましょう。
生ゴミの虫よけアイテムを使うのもオススメですよ。
KINCHO コバエコナーズ ゴミ箱用 消臭 ハイパーシトラスの香り 腐敗抑制プラス
おわりに
生ゴミの臭いは、放置しておくと壁などに臭いがしみついてしまったり、キッチンなどの衛生環境が悪くなってしまいます。
夏場はすぐに生ゴミが臭ってしまうので、臭ってしまう前に適切な方法で生ゴミを処理・保管するようにしましょう。