洗濯物は仕分けて洗った方がいいとよく言われていますよね。
しかし、仕分けて洗濯するとなると時間もかかりますし、水道代や電気代も余計にかかります。
そのため、洗濯物を仕分けて洗うことは面倒に感じてしまいますよね。
そこで今回は、洗濯物を仕分ける理由と仕分け方、洗濯物を全部一緒に洗う方法について紹介します。
洗濯物は仕分ける意味はあるの?
なぜ洗濯物は仕分けて洗う必要があるのでしょうか?
その理由は、汚れがキレイなものに移ってしまったり、衣類の素材によっては色移りしてしまう可能性があるからなんです。
せっかくきれいにしようと思って洗濯しているのに、逆に汚くなってしまったり、白っぽい衣類に他の色がついてしまったら嫌ですよね。
また、素材によって洗濯方法が違ったり、使用する洗剤を分けた方がいいものもあります。
たとえばセーターなどのドライマークのついたデリケートな素材は、タオルなどと一緒に洗うと縮んでしまったり、ゴワゴワしてしまうことがあります。
そうならないためにも洗濯物は仕分けた方がいいといわれているのです。
洗濯物の仕分け方
■汚れがひどいもの
泥汚れや油汚れなどの汚れがひどい洗濯物と一緒に洗ってしまうと、その汚れが他の洗濯物に移ってしまうことがあります。
他の洗濯物と一緒に洗いたい場合は、事前に下洗いやしみ抜きなどをしっかりしてからにしましょう。
■糸くずなどの繊維がでやすいもの
衣類によっては素材の繊維などが落ちやすいものがあります。
とくに新しいタオルは、タオルの繊維が落ちやすく他の洗濯物に付着してしまいます。
何度か洗うと落ちなくなるものもありますが、一緒に洗うことで洗濯物にゴミやほこりがついてしまう場合は、別に洗うか網目の細かい洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
■色落ちするもの
衣類によっては洗濯することで色が落ちてしまうものがあります。
とくに濃い色の衣類をはじめて洗濯する場合は、白などの色の薄いものに色移りすることがあるのでわけて洗いましょう。
1度洗ってしまえば色落ちしなくなるものもありますが、ジーンズなどは何度洗っても色落ちしてしまいます。
衣類の色が色移りしてしまったら、それを元通りに戻すのはなかなか難しくなります。
洗濯物の色落ちが心配な場合は、事前にチェックを行ってみてください。
服の目立たない部分に洗剤をつけ、数分後に白い布やティッシュなどで軽く叩いて色が落ちないか確認します。
もし少しでも色が落ちている場合は、色移りする可能性がありますので、白っぽい衣類とは一緒に洗わないようにしましょう。
■素材
素材によって使える洗剤や洗い方が違うものがあります。
たとえばウールなどのドライマークがついているものは、エマールなどのオシャレ着洗い用の洗剤を使用しないと縮んだりゴワゴワしてしまうことがあります。
また、デリケートな素材は、手洗いしかできないものもあります。
衣類の品質タグをよく確認して、洗い方や使える洗剤ごとに洗濯物をわけるようにしましょう。
■インナーとアウター
これは気分的なものがありますが、たとえば下着などのインナーと、ズボンや靴下などアウターをわける方法もあります。
我が家の場合は、下着と靴下は一緒に洗いたくないのでわけて洗っています。
■マット類
バスマットやトイレマットなどのマット類は、雑菌が繁殖しやすいものですので、他の物とはわけて洗いましょう。
洗濯物を全部一緒に洗う方法は?
洗濯物は仕分けて洗った方がいいですが、洗濯物が少なかったり、水道代などの経済面を考えると全部一緒に洗ってしまいたくなりますよね。
- 汚れがひどいものは、事前に下洗いして軽く汚れ落としておく
- 繊維が落ちる衣類は洗濯ネットに入れる
- 白物と黒物にわけて洗濯ネットに入れる
────などの工夫をすることで、全部まとめて洗濯することも可能です。
ただし、ウールなどのドライマークがついている素材は、洗濯の仕方や使える洗剤が違いますので、必ず洗濯前に確認してわけて洗ってくださいね。
洗濯物仕分けが面倒・・・というときは、洗濯カゴやネットをいくつか用意して、家族にも協力してもらい、使用後にわけてもらうようにしておくと楽ですよ。
おわりに
我が家の場合は、こんな感じで洗濯物を仕分けしています。
- タオルや部屋着、下着など
- 靴下やズボンなどのアウター
- セーターなどドライマークがついているもの
- ワイシャツ(シワ防止のため手洗いモードで洗濯)
- マット類
色落ちの心配がなければ、白物と黒物は洗濯ネットにわけて入れて一緒に洗ってしまいます。
私は気になりますが、我が家の旦那はタオルや下着と靴下、一緒に洗っても気にならないと言います。
このように気分的なものもありますので、自分なりのルールを作って洗濯物を仕分けるようにしてみてくださいね。