我が家でも旦那の白いシャツの襟の部分が、半年保管していただけなのに黄ばんでいることがあります。
キレイに洗濯をしてしまったはずなのに、なぜ黄ばんでしまうのでしょうか・・・?
そこで今回は、白い衣類の黄ばみの落とし方と予防方法を調べてみました。
衣類の黄ばみの落とし方
衣類の黄ばみは、主に汗や皮脂汚れなどのたんぱく質の汚れが酸化して黄色く変色してしまったことが原因です。
とくに肌に接しやすい袖口や襟、汗をかきやすい脇の部分は黄ばみが目立つ部分ですよね。
衣類の黄ばみを落とすには、酸素系漂白剤を使用してつけ置き洗いするのが効果的です。
漂白剤は酸素系と塩素系がありますが、必ず酸素系漂白剤を使用しましょう。
塩素系漂白剤の方が強力ですが、生地が傷んだり使い方を誤ると変色したりすることがあります。
ウールや絹の場合は、漂白剤を使用すると生地が痛むことがあるので、なるべく専門家に任せた方が安心ですよ。
白い衣類の黄ばみは、40~50度くらいのお湯で洗うのがポイントです。
繊維の中に蓄積された皮脂汚れなどのたんぱく質が白い衣類の黄ばみの原因です。
皮脂汚れなどのたんぱく質が落ちやすくなる水の温度は40度以上なので、水の温度が低いと汚れに対しての洗浄力が十分に発揮されませんので注意してくださいね。
白い衣類の黄ばみを落とす方法
洗濯洗剤
酸素系漂白剤
洗面器
- 洗面器に40度~50度くらいのお湯を入れる
- 洗濯洗剤と酸素系漂白剤を適量入れて混ぜる
- 黄ばみの気になる衣類を投入し、2~3時間放置する
- 洗濯機で洗う
酸素系漂白剤は液体タイプと粉末タイプがありますが、粉末タイプの方が漂白力が強力なのでオススメです。
襟や脇などの頑固な黄ばみを落とす方法
洗濯洗剤
酸素系漂白剤(粉末タイプ)
食器用洗剤
重曹
歯ブラシ
洗面器
- 洗面器に40度~50度くらいのお湯を入れる
- 洗濯洗剤と酸素系漂白剤を適量入れて混ぜる
- 歯ブラシに食器用洗剤つけて汚れが気になる袖口や襟に塗る
- 酸素系漂白剤と重曹を1:1で混ぜ合わせたものを、食器用洗剤を塗った上からタップリと塗り込む
- 洗面器の中に入れて2~3時間放置する
- 洗濯機で洗う
衣類の黄ばみを予防するには?
白い衣類が黄ばんでしまう原因は、汗や皮脂汚れです。
人は一日でたくさんの汗をかいているので、キレイに見えても多くの汗や皮脂汚れが衣類に付いてしまいます。
汚れがついたままの衣類を放置してしまうと、時間とともに汗や皮脂が酸化して黄ばみの原因となってしまうんですね。
そのため、白さを保ちたい白いシャツなどの衣類は、着たらできるだけ早く洗濯することが黄ばみの予防になります。
皮脂汚れが落ちやすくなる水の温度は40度以上なので、普段の洗濯では衣類に付着した汗や皮脂汚れが落としきれません。
しかし、毎回お湯で洗うのは面倒ですよね・・・。
そんな場合は、普段の洗濯の際にも酸素系漂白剤を洗濯機に投入して洗いましょう。
酸素系漂白剤を入れて毎回漂白することで、白い衣類の黄ばみを予防することができます。
袖口や脇などの黄ばみやすい部分の予防
特に男性は、白いシャツを1回着ただけで肌に触れやすい襟や袖口部分が真っ黒になる方もいますよね。
そんな汚れが付きやすい方は「えりそで用」の洗剤もしくは酸素系漂白剤を汚れの部分に塗りこんでから洗濯機で洗いましょう。
脇などの汗をかきやすいところも黄ばんで変色しやすい部分です。
黄ばみが気になるところは洗濯する前に揉み洗いしたり、酸素系漂白剤でつけ置き洗いをするなど重点的に洗うようにしましょう。
衣類を保管する前にしっかり汚れを落とす
衣替えで白い衣類を収納するときは、40度~50度くらいのお湯でしっかり汗や皮脂汚れを落としてからにしましょう。
収納する際は、充分に衣類を乾燥させることも大切です。
衣類の湿気は、汚れの酸化を促進するので白い衣類が黄ばみやすくなってしまいますよ。
除湿剤を使うなどクローゼットの中の湿気対策も忘れずにすることも大切です。
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おわりに
夏はもちろんですが、寒い冬でも意外と汗をかいています。
黄ばみやすい白い洋服は、汗や皮脂汚れをためないように早めに洗濯をして汚れを落としましょう。