衣類の衣替えをしたとき、クローゼットに収納していた白いシャツが黄ばんでいてビックリすることはありませんか?
我が家でも旦那の白いシャツの襟の部分が、半年くらい保管していただけなのに黄ばんでいることがあります💦
キレイに洗濯をしておいたはずなのに、なぜ黄ばんでしまうのでしょうか🤔
そこで今回は、白い衣類の黄ばみの原因や落とし方、予防方法を調べてみました。
衣類の黄ばみの落とし方
衣類の黄ばみの原因は、主に繊維の中に蓄積された汗や皮脂などのたんぱく質の汚れが酸化して黄色く変色することです。
とくに衣類の黄ばみが目立つのは、肌に接しやすい袖口や襟、汗をかきやすい脇の部分ですよね。
そんな衣類の黄ばみには、酸素系漂白剤を使用してつけ置き洗いで落とすのが効果的です。
ただし、素材がウールや絹の場合は、漂白剤を使用すると生地が痛むことがあるので、なるべく専門家に任せた方が安心です。
白い衣類の黄ばみを落とす方法
- 洗濯洗剤
- 酸素系漂白剤
- バケツや洗面器など
【黄ばみの落とし方】
- バケツや洗面器に40℃~50℃くらいのお湯を入れる
- 洗濯洗剤と酸素系漂白剤を適量入れて混ぜる
- 黄ばみの気になる衣類を投入し、2~3時間放置する
- 洗濯機で洗う
漂白剤には酸素系と塩素系がありますが、衣類の漂白には酸素系漂白剤を使用しましょう。
塩素系漂白剤の方が強力ですが、生地が傷んだり使い方を誤ると変色したりすることがあります。
酸素系漂白剤にもは液体タイプと粉末タイプがありますが、粉末タイプの方が漂白力が強力なのでオススメです。
水の温度が低い場合、脂汚れなどのたんぱく質汚れに対しての洗浄力が十分に発揮されません。
そのため、酸素系漂白剤を使用するときは、40℃~50℃くらいのお湯でつけ置き洗いするのがポイントです。
襟や脇などの頑固な黄ばみを落とす方法
ワイシャツの襟や脇などの頑固な黄ばみには、酸素系漂白剤を使用したつけ置き洗いの前にひと手間加え、落としていきましょう。
- 洗濯洗剤
- 酸素系漂白剤(粉末タイプ)
- 食器用洗剤
- バケツや洗面器
【頑固な黄ばみの落とし方】
- 40℃~50℃くらいのお湯で汚れが気になる部分を濡らし、食器用洗剤つけて揉み洗いをする
- ぬるま湯でよくすすぐ
- バケツや洗面器に40℃~50℃くらいのお湯を入れる
- 洗濯洗剤と酸素系漂白剤を適量入れて混ぜる
- 衣類を投入して2~3時間放置する
- 洗濯機で洗う
衣類の黄ばみを予防するには?
白い衣類が黄ばんでしまう主な原因は、汗や皮脂汚れです。
衣類に付着した汗や皮脂汚れが時間とともに酸化してしまい、黄色くなってしまうのです。
人は一日でたくさんの汗をかいているので、たとえキレイに見えたとしても汗や皮脂汚れがたくさん衣類に付いています。
そのため、白さを保ちたいシャツなどの衣類は、できるだけ早く洗濯することが黄ばみの予防になります。
しかし、皮脂汚れが落ちやすくなる水の温度は40度以上です。
普段は水で洗濯するので、衣類に付着した汗や皮脂汚れは落としきれない可能性があります。
とはいえ、毎回お湯で洗うのは面倒ですよね😔
そんな場合は、普段の洗濯の際にも酸素系漂白剤を洗濯機に投入してしまいましょう。
酸素系漂白剤を入れて毎回漂白することで、白い衣類の黄ばみを予防することができますよ。
袖口や脇などの黄ばみやすい部分の予防
男性の場合、白シャツを1回着ただけで肌に触れやすい襟や袖口部分が真っ黒になる人もいますよね。
汚れが付きやすい場合には、「えりそで用」の洗剤もしくは酸素系漂白剤を汚れの部分に塗りこんでから洗濯機で洗いましょう。
脇などの汗をかきやすいところも黄ばんで変色しやすい部分です。
黄ばみが気になるところは洗濯する前に揉み洗いしたり、酸素系漂白剤でつけ置き洗いをするなど重点的に洗うようにしましょう。
汚れの付着を抑え、ついた汚れも落としやすくするアイテムを使えば、さらに黄ばみの予防になります。
衣類を保管する前にしっかり汚れを落とす
衣替えで白い衣類を収納するときは、40度~50度くらいのお湯でしっかり汗や皮脂汚れを落としてからにしましょう。
収納する際は、充分に衣類を乾燥させることも大切です。
衣類の湿気は汚れの酸化を促進させるため、白い衣類が黄ばみやすくなってしまうからです。
そのため、除湿剤を使うなどクローゼットの中の湿気対策を忘れずにすることも大切です。
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おわりに
夏はもちろんですが、寒い冬でも意外と汗をかいています。
黄ばみやすい白い洋服は、汗や皮脂汚れをためないように早めに洗濯をして汚れを落として収納してくださいね。