せっかくキレイにした洗濯物がシワシワで困ったことはありませんか?
洗濯してきれいになったとはいえ、シワのついた洋服をそのまま着るのはみっともないような気がしますよね。
しかし、洗濯するたびに衣類にアイロンをかけなくてはいけないのは、面倒でしかありません・・・。
洗濯での衣類のシワを防ぐ方法はないのでしょうか?
そこで今回は、洗濯物がシワにならない洗濯の仕方やシワの伸ばし方、干し方のポイントについて紹介します。
洗濯物のシワを防ぐ方法は?シワの伸ばし方と干し方のポイント
洗濯物のシワを防ぐためには、普段の洗濯の仕方や洗濯物のシワの伸ばし方、干し方を見直してみましょう。
■洗濯物を適量にして洗う
洗濯物の量が少ないと、洗濯中に衣類が絡んでしまうためシワになりやすくなります。
また、洗濯物の量が多くても、重さでシワになりやすくなってしまいます。
そのため、洗濯物の量は洗濯機のサイズに合わせるようにしましょう。
洗濯物の量は、洗濯槽の7割くらいが目安です。
■洗濯ネットに入れる
シワができやすい素材の衣類は、洗濯ネットに入れて洗うことで他の洗濯物との摩擦を減らすことが出来るため、シワを防ぐことができます。
ただし、大きすぎる洗濯ネットでは、洗濯物が中で動いてしまうため、シワ対策にはならないことも。
洗濯ネットは、衣類を2~3回たたんだときと同じくらいの大きさの洗濯ネットを使用しましょう。
■柔軟剤を使う
洗濯をするときは、柔軟剤を使うようにしましょう。
柔軟剤を使うことで衣類同士の摩擦が減るため、洗濯物のシワ予防になります。
柔軟剤にはたくさんの種類がありますが、洗濯物のシワ対策にはシワを防ぐことに特化した柔軟剤がオススメです。
■脱水時間は短めにする
脱水は、時間が長ければ長いほど洗濯物のシワの原因になります。
一般的な洗濯機の脱水時間の標準設定は5分~8分くらいになっているので、それより少し短めの2~3分程度に設定するだけで、洗濯物のシワを減少させることができます。
とくに乾きが早い夏場は、1分程度でも大丈夫です。
ワイシャツなどのシワの気になる衣類の脱水時間は30秒くらいでOKですよ。
■洗濯後は放置しない
洗濯が終わった後、洗濯機の中にそのまま放置してしまうと、衣類にシワが残ってしまうようになります。
脱水後はすぐに洗濯機から取り出し、洗濯物を干すようにしましょう。
■洗濯物を振って大きなシワを伸ばす
洗濯物を干す前に、2~3回大きく振って大きなシワを伸ばしましょう。
洗濯物を振るだけでも、乾いたときのシワの量を減らすことができます。
あまり洗濯物を振りすぎると、伸びてしまう素材もあるので気を付けてください。
■縫い目を軽く引っ張る
洗濯をすると洋服の縫い目部分が縮んでしまい、シワがよってしまうことがあります。
洗濯物を干す前に襟や袖などのシワになりやすい部分は、縫い目にそって軽く引っ張ってシワを伸ばしておきましょう。
ただし、引っ張りすぎは衣類を傷めることになりますので気を付けてくださいね。
■衣類の全体的なシワは畳んで叩いてから干す
全体的に細かなシワがあるときは、衣類を手の平にのるくらいの大きさに畳んでから、強めに5回くらい叩いてから干しましょう。
叩くことで衣類のシワを減らすことができます。
指が当たると洗濯物にシワがついてしまうことがあるので、なるべく手の平で叩くようにしてくださいね。
■畳んでから干す
シワの気になる洗濯物がたくさんあるときは、畳んでから干すという方法もあります。
脱水後、洗濯物を広げてしわを伸ばしながら1~2回たたみます。
洗濯物は、積み重ねるように置いていきましょう。
畳んだ洗濯物を重ねれば、重さがプレスの役割になり、洗濯物のシワが伸びるのです。
洗濯物をたたみ終わったら上下を逆にして、最初に畳んだものから干すようにしてくださいね。
■型崩れのしないハンガーに干す
せっかく洗濯物のシワ予防をしても、干し方が悪ければシワになってしまいます。
干したときにシワにならないようにするためには、衣類のサイズに合ったハンガーを利用しましょう。
肩の部分の縫い目とハンガーのサイズが合うものを選ぶのがポイントです。
とくにワイシャツなどは、細いタイプのハンガーではなく肩の部分が広くなっているハンガーに干すようにするとシワや型崩れを防げます。
このとき、一番上のボタンは閉めて襟の形を整えるようにしてくださいね。
おわりに
シワが付いた洋服を着るのは嫌ですが、アイロンはとても面倒ですよね。
私はアイロンが苦手なので、極力、洗濯の段階でシワを減らすように心がけています。
洗濯をするときの手間は少し増えますが、ちょっとした工夫で洗濯物のシワを防ぐことができるので試してみてくださいね。