シーツや布団カバー、枕カバーなどの洗濯は、どのくらいの頻度で行っていますか?
職場で話題になったのですが、週に1回洗濯をするという人が一番多く、中には毎日のように洗濯する人もいれば、ワンシーズンに1回しかしないという人も・・・。
一番の強者は、シーツを洗うのは1年に1回あるかどうか・・・という独身・一人暮らしの若い男の子でした!
そこで今回は、シーツやカバー類の洗濯頻度についてと、洗わなかったらどんな影響があるのかを調べてみました。
また、シーツをなかなか洗濯できないときの対策もご紹介します!
シーツやカバーの洗濯頻度はどのくらい?
汗や皮脂を吸収するシーツやカバー類は、布団を汚す原因にもなるので、寝具メーカーではこまめに洗濯することを推奨しています。
「週に○回洗濯しなければならない」といった明確な決まりはないものの、寝具の汚れや傷みは、安眠の妨げの原因にも・・・。
新陳代謝の高い赤ちゃんや子供、湿疹などのできやすい肌のデリケートな人は、毎日でも洗濯をして清潔なシーツを使いたいところですよね。
なので、少なくとも1~2週間に1回は洗濯をして、シーツやカバーを清潔な状態を保つようにしましょう。
シーツを洗わないとどうなる?
人は睡眠中の体温調節のため、寝ているときにも汗をかいています。
汗をかきにくい冬でも毎晩コップ1杯(200ml)くらいの汗をかいているとか。
とくに暑い夏は冬の2~3倍の汗をかくので、睡眠中でもかなりの量の汗をかいているんです!
なので、ずっと同じシーツを洗わずに使い続けるとどうなるかわかりますか・・・?
汗を吸って汚れたシーツは、雑菌が大繁殖してしまうのです!
雑菌は肌荒れの原因にもなるので、もしニキビなどの肌荒れが治らないと悩んでいるときは、実はシーツが原因かもしれませんよ・・・?
さらに肌に触れるシーツは、汗を吸収するほか、髪の毛やフケなども付着しますし、ホコリも吸って蓄積されてしまいます。
皮脂汚れやフケなどはダニの餌となるので、洗い落とさないと布団にダニが大発生してしまうことも・・・。
ダニは喘息やアレルギーの原因にもなるので、健康のためにも注意が必要です。
キレイに見えても、実は汚れが蓄積しているシーツ。
雑菌やダニが発生したシーツを使い続けていると、体にも影響を及ぼし、肌荒れやハウスダストなどのアレルギーを引き起こす原因となってしまうこともあるのです。
シーツを洗えないときはどうする?
シーツはこまめに洗って清潔に保ちたいもの。
でも実際は、シーツやカバーなどの大物は、天気や干すスペースの問題もありますし、仕事などで忙しくて頻繁に洗濯できないのが現実ではないでしょうか・・・?
頻繁に洗濯できないときは、起床後のシーツにできるだけ風を通して乾燥させましょう。
汗で湿ったシーツをそのままにしておくと、雑菌が繁殖してしまいます。
シーツに掛け布団がかかっていると湿気がこもってしまうので、掛け布団は外して雑菌が繁殖しないように乾かしましょう。
また、ダニは湿度が55%以下では死んでしまいます。
なので、布団乾燥機を定期的にかけてカラッと乾燥させるだけでもダニの発生を抑制できます。
さらに掃除機でシーツや布団を掃除するのが効果的です
布団乾燥機でダニが死んでも、死骸が残っていたらアレルギーなどの原因になりますからね。
100均などでもダニを吸い取るための布団用のノズルが売っています。
床を掃除する掃除機の先端に布団用のノズルをつけて、定期的に掃除機をかけることでダニによる影響を抑えることができますよ。
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おわりに
「我が家のシーツやカバーの洗濯頻度は週に1回!」
───と言いたいところですが、共働きなので、週末に天気が悪かったり用事があると洗濯ができず、2~3週間に1回になってしまいます・・・。
でも枕カバーだけは週1回は必ず洗ってますよ!
なぜなら旦那の加齢臭がクサイから・・・(^^;
シーツなどの大物は洗濯ができないこともありますが、枕カバーだけでも頻繁に洗って清潔に保ちたいですね。