お歳暮 お中元 やめたい

 

お中元やお歳暮はお世話になった方へ継続して贈る習慣があります。

なので、付き合いのなくなった親戚や職場の上司などへのお中元やお歳暮をやめたいと思っても

「いきなりやめたら失礼では・・・?」

とためらってしまいますよね。

そこで、今回はお中元やお歳暮をやめたいときの対処法をご紹介します。

 




お中元やお歳暮をやめたいときはどうする?

お中元やお歳暮は、日頃お世話になっている方への感謝の気持ちとして贈るもの。

以前はお世話になっていたとしても、疎遠になると贈りたくなくなる方もでてきますよね。

お付き合いのなくなった相手に贈り続けるのは経済的にも負担です・・・。

 

「突然やめるのは失礼?」と考えてしまいますが、お付き合いがなくなればお中元やお歳暮を贈らなくても問題はありません

思い切って贈るのをやめてしまいましょう!

 

お中元やお歳暮を受け取れば、お礼の電話や手紙を送らないといけません。

相手も「疎遠になった人からの贈り物はいらない」と思っていることは意外と多いものなのです。

 

お中元とお歳暮では、1年の締めくくりに贈るお歳暮の方が重要視されています。

今後もお付き合いを続けたい方であれば、お中元だけやめてお歳暮だけ贈るようにしましょう。

お歳暮 お中元 やめたい

いきなりお中元やお歳暮をやめるのは気が引けるというときは、徐々に贈る品物の金額や回数を減らして段階的になくしていくという手も。

今までお中元やお歳暮に5,000円の品物を贈っていたとしたら、今回は3,000円くらいに減らします。

 

その翌年は品物は贈らず、「暑中お見舞い」「年賀状」などの季節の挨拶状だけにするのです。

挨拶状には今までのお礼や感謝の気持ちを書くといいですね。

 

結婚式の仲人をやってくれた方には、3年間はお中元・お歳暮を贈るのが一般的。

3年を過ぎて今後のお付き合いがない場合は、贈り物をピタリとやめるか徐々に減らしていきましょう。

 




親戚へのお中元やお歳暮をやめたいとき

両親や兄弟、親戚などの親しい間柄でしたら、お互いに話し合ってお中元やお歳暮を贈るのをやめることもできますね。

でも儀礼を重んじるご家庭や目上の親族に、一方的に「やめる」と言ってしまうと角が立ってしまうことも。

 

そんな時は「経済的に負担になっているので、やめても良いでしょうか?」というように、お伺いを立ててみましょう。

 

地域の風習や家庭の慣例は様々です。

親族間の取り決めがあるときには、今後のお付き合いも考えて慎重に判断してみてくださいね。

お中元やお歳暮をお互いに贈り合っているとき

お互いにお歳暮やお中元を贈り合っているときには、最後に贈る品物と一緒にお礼状を添えて、

 

今後はお歳暮(お中元)はお互いになしにしたいと思います

どうか今後はお気遣いなさいませんように、お願い申し上げます

 

などと一筆添えて、今後は贈らないということを伝えてみましょう。

 

万一、翌年にお中元やお歳暮が贈られて来たら、相手にお返しをしないのが意思表示となります。

お返しを贈らずにお礼状だけ送るようにすれば、翌年からは自然と相手からも届かなくなるはずです。

おわりに

お中元やお歳暮は一度贈ると慣例になってしまい、なかなかやめることができませんよね。

でも虚礼になってしまっては、贈る方も贈られる方も負担になってしまいます。

なのでお中元やお歳暮を贈るという季節の節目に、今後のお付き合いを見直してみてはいかかでしょう?