一人暮らしをはじめたものの「全く貯金ができない!」ということはありませんか?
一人暮らしでは自分で意識して節約しないと、なかなかお金を貯めることができません・・・。
そこで今回は、一人暮らしの経験から、限られたお金の中でやりくりして貯金する方法と節約のコツをご紹介します。
一人暮らしの月額の貯金額と生活費はあらかじめ決めてしまう
一人暮らしで貯金ができないのは、何にいくら使っているかわからないせいです。
あらかじめ1ヵ月の貯蓄額と生活費を決めてしまうことで、無駄遣いを防ぐことができます。
■毎月自動で積立貯金する
毎月、給料の10~20%程度を定期に自動で積立をして、使う前に貯金に回してしまいましょう。
自分の収入に応じて、初めは生活に支障が出ない金額を積み立てるようにします。
私も当時、給料から2万円を自動で積立貯金するようにしていました。
目標額を決めて、目標額に達するまで貯金に手をつけないという強い意志も必要ですよ。
■生活費の額を決める
家賃など引き落とされる金額を除き、毎月使う分だけ銀行でお金をおろしたら、1ヵ月ごともしくは1週間ごとの使い道を決めてしまいましょう!
例えば食費3万円、交際費1万円などと決めて、個別に封筒に入れて管理し、できるだけ決めた範囲内で生活します。
家計簿をつけるのは面倒ですが、封筒の中に使った分のレシートも入れておけば、後から何に使ったかも把握できて良いですよ。
一人暮らしの節約のコツ
日頃のちょっとした行動が一人暮らしでの節約につながります。
できることからコツコツ実行して習慣化してしまえば、ストレスを感じることなく節約することができるようになりますよ。
■食費を節約する
一人暮らしで食費の節約といえば自炊ですね。
食費の節約は、料理が得意であれば自炊で上手に節約できます。
買ってきた食材を使い残さないようにうまく料理して、余った分は冷凍保存しておきましょう。
お昼もお弁当を作って持っていけば、かなりの節約になりますよ。
飲み物は水筒にお茶などを入れて持っていくと良いですね。
でも自炊すれば、必ず食費が節約できるとは限りません・・・!
あまり料理が得意ではない人にとって、料理して節約することはストレスでしかないのです。
私も料理はあまり得意ではなかったので、食材を使いきれないことも多く、「買った方が安かったなぁ・・・」ということが何度もありました・・・。
ただ、料理好きではなくても、節約できることはあります。
ご飯を一度にたくさん炊いて、1杯分ずつ小分けにして冷凍しておくだけでも節約になります。
朝ごはんは、レンジで解凍したご飯と納豆や卵、インスタント味噌汁でパパッと済ますこともできますしね。
おかずは、スーパーやお惣菜屋さんを利用しましょう。
スーパーなどは、夕方になるとお惣菜を割引しますので、割引後のお惣菜がねらい目ですよ。
作ると手間と費用がかかる食べ物でもお惣菜なら手軽に食べれるのでおすすめです。
うちの近くの激安スーパーは、お弁当がなんと250円で、夕方になると200円に割引されます。
近くに安いスーパーがあると節約できるので、休日に探索してみましょう。
またスーパーの特売日を狙って食材を購入するなど、できるだけ出費を抑える工夫もしてみましょう。
■光熱費を節約する
光熱費は一人暮らしの場合、季節にもよりますが、電気・ガス・水道の合計でも1万円程度です。
光熱費の節約は日々の節約意識が大事です。
ですが、あまり節約を意識して生活すると苦しくなりますので、光熱費の節約はできる範囲で無理なく行いましょう。
- エアコンの温度は夏場は高めに、冬場は低めに設定する。
- テレビ、照明器具などは、使ってないときは消す。
- 冷蔵庫の開け閉めは素早くする。熱いものは冷めてから入れる。詰め込み過ぎない。
- 炊飯器や電気ポットは保温にしない。
- 給湯器の温度は低めに設定する。使用していないときは電源をオフにする。
- ガスでお湯を沸かして食材を茹でるより、電子レンジを活用する。
- 鍋の底が広い物を使う。蓋を閉めて調理する。
- 洗い物をするときは、水を溜めてから洗う。
- 洗濯はお風呂の残り湯を利用する。
- 節水シャワーヘッドを利用する。
■できるだけ出費を減らす
1ヵ月に仕えるお金は限られているので、できるだけお金を使わないようにすることが大切です。
例えば、飲み会などは1回で5,000円くらい出費しますよね。
誘われてホイホイ行ってしまっては、あっという間にお金が無くなってしまいます・・・。
付き合いも大切ですが、自分の生活も大事なので、自分でルールを決めて計画的に参加するようにしましょう。
欲しい物もたくさんありますよね。
何か欲しくなったら、「本当に自分に必要か?」一度じっくり考えてみましょう。
大抵は欲しくても必要のないものだったりするので、よく考えた末に「買わないと後悔する!」というものだけ手に入れましょう。
洋服などは古着でも気にならない場合は、フリーマーケットやリサイクルショップを利用すると、掘り出し物に出会えることがあります。
古着が嫌な場合は、どうしても欲しい服以外は、金額を決めてバーゲンやアウトレットなどを利用するといいですよ。
おわりに
一人暮らしで節約して貯金するためには、日々の節約意識が最も大切です。
私はあまりケチケチ節約しながら生活するのが苦痛だったので、給与から自動的に定期にまわして、貯蓄額だけは確保していました。
お金を使ってしまう前にあらかじめ生活費の額を決めてしまうのは、「これ以上使わないようにしよう!」という気持ちが働くのでおすすめです。
使わなかったお金は、貯蓄に回すか、欲しい物の代金として貯めておきましょう。
節約は日々の積み重ねですので、自分にとってあまりストレスにならない方法で行ってくださいね。