お弁当 臭い 対策

お弁当を作るのはとても大変ですよね。

 

しかし、「お弁当を食べようとしたら変なニオイがした😥」「お弁当の匂い漏れがひどい😣」なんて言われたことはありませんか?

 

朝、きちんと作っているし、ニオイがきつい食べ物だって入れていない・・・😔

 

何よりおいしく食べてもらうために一生懸命に作ったのに、一体なぜ、お弁当が臭いなんて言われてしまうのでしょうか?

 

そこで今回は、お弁当の臭いの原因と対策、匂い漏れを防ぐ方法について調べてみました。

 




お弁当が臭う原因は?

お弁当箱を開けたとき、におってしまう原因は雑菌の繁殖が考えられます。

 

お弁当に雑菌が繁殖してしまい、ご飯やおかずが傷んで嫌なニオイが発生してしまっているのです。

 

朝作ったばかりのお弁当だし、そんな数時間で雑菌が繁殖してしまうものなの🤔?

 

と思いますよね。

 

しかし、菌は温度や湿度などの条件が揃えば簡単に繁殖し、さらに増殖を繰り返します。

 

最悪の場合、食中毒を起こしかねないため、お弁当がにおってしまうのは注意が必要なのです。

 




お弁当の臭い対策

お弁当箱を開けたときのニオイ対策には、雑菌の繁殖を抑える必要があります。

 

お弁当をおいしく食べるためにも食中毒を防ぐためにも、しっかりと対策しておきましょう。

 

 

■お弁当箱を殺菌する


しっかり洗っていても、お弁当箱に雑菌が残っていることがあります。

 

そのため、お弁当箱は定期的に除菌するようにしましょう。

 

一番簡単な方法は熱湯消毒です。

 

菌は熱に弱いため、洗った後に熱湯をかけるだけで除菌できますよ。

 

もし、お弁当箱が熱に弱いタイプであれば、食品用のアルコール除菌スプレーをかけておくのも効果的です。

 

 

もしくは、キッチンハイターのような台所用漂白剤を使用して、お弁当箱をつけ置き洗いをして除菌しましょう。

 

 

また、お弁当箱を洗った後はそのままにせず、水気を落としてしっかり拭いたら、風通しの良い場所に保管するようにしてください。

 

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■ご飯やおかずは完全に冷めてからお弁当箱に詰める


菌は高温多湿な場所を好みます。

 

そのため、ご飯やおかずが温かいままお弁当箱に詰めてしまうと、雑菌が繁殖しやすくなり、お弁当のニオイの原因になります。

 

面倒ですが、必ずおかずもご飯もきちんと冷めてからお弁当箱に詰めるようにしましょう。

 

うちわで仰いだり、おかずやご飯にラップを軽くかけて上に保冷剤をおいておくと早く冷やすことができますよ。

 

表面が冷めても中身がまだ温かいなんて場合もありますので、注意してください。

 

水分があると雑菌は繁殖しやすくなります。

 

少しでもお弁当が温かいと蒸気がお弁当箱の蓋に付き、それが原因で雑菌が繁殖してしまうことになりますので、蓋をするときも完全に冷めてからにしてくださいね。

 

 

■おかずの水気を切る


汁気のあるおかずを詰めるときは、しっかり水気を切るようにしましょう。

 

ご飯や他のおかずに汁などがつかないように、お弁当用のシリコンカップなどを使用して、水気が漏れないようにしてください。

 

 

 

■保冷剤を使用して10℃以下に冷やす


雑菌は10℃以上になると繁殖しやすくなります。

 

そのため、お弁当を10℃以下に冷やしておけば、菌が増殖することを抑えることができます。

 

もし、職場などお弁当を持っていく先に冷蔵庫があれば、食べるまで冷やしておきましょう。

 

ただ、必ずしも冷蔵庫があるとは限りませんよね。

 

そんなときには保冷剤を使用してお弁当の温度の上昇を防ぎましょう。

 

冷気は上から下に流れるので、保冷剤を使用するときはお弁当箱の上に乗せると効果的です。

 

さらに保冷バッグに入れておくと冷たさをキープできますよ。

 

保冷剤と一体型のお弁当箱も売っているので夏場などは利用すると便利です。

 

 

 

■抗菌シートを使用する


お弁当用の抗菌シートは、ごはんやおかずの上にシートを乗せるだけで菌の増殖を抑えてくれるアイテムです。

 

ただし、抗菌シートであって殺菌シートではありませんので注意してください。

 

もともとお弁当に菌が繁殖している場合、抗菌シートには殺菌の効果はないため、お弁当を開けたときににおってしまうかもしれません。

 

 

 

■保温・保冷ジャーに変える


雑菌を繁殖を防ぐため、お弁当箱ではなく保温または保冷ランチジャーを使用するのもオススメです。

 

ただし、保温する場合は温度が65℃以上になるようにアツアツのおかずを、保冷する場合は10℃以下になるように冷え冷えのおかずを詰めるようにしてください。

 

また、持続時間は6時間程度なので、その時間以内で食べるようにしましょう。

 

お弁当の匂い漏れ対策

お弁当を持ち歩くとき、バッグに入れていてもお弁当から匂いが漏れてしまうことがありますよね。

 

周囲にお弁当のニオイをまき散らすばかりか、バックなどにもニオイが染みついてしまうこともあります。

 

そんなお弁当の匂い漏れは、お弁当が臭わないようにしっかりと対策をすれば軽減させることができます。

 

しかし、それでもお弁当の匂い漏れが気になる時は、匂いが漏れないようにジップロックなどの密閉袋に入れて持ち歩くようにしましょう

 

密閉袋にお弁当箱を入れてしっかりと口を閉めておけば、お弁当の匂いが漏れることはありません。

 

100均にもいろいろなサイズの密閉袋が売っているので、お弁当箱のサイズにあったものを使用してみてくださいね。

 




おわりに

お弁当から嫌なニオイがしたら、食べる気が起きなくなってしまいますよね。

 

雑菌が繁殖すると食中毒の危険も高まるので、しっかりとお弁当に菌が繁殖しないように対策しましょう。