梅雨や台風の季節、毎日のように使う傘の干し場所に困りませんか?
傘は湿ったまま収納してしまうとサビてしまったり、変色したり、カビが生えることがあるため、使用後に干すということが大切なんです。
しかし、マンションに住んでいる場合、狭いスペースに何本も傘を干すことができず、どうしたらいいのか悩みますよね。
そこで、今回はマンションでの傘の干し方や場所について調べてみました。
マンションでの傘の干し方
濡れたままの傘を放置してしまったり、乾燥が不十分だとサビの原因にもなりますし、傘の生地が変色したりカビが生えてしまうこともあります。
そのため、少し手間ですが、濡れた傘はなるべく早く乾くようにしっかりと水滴を落としてから干すのがオススメです。
1)傘についた水滴を取る
まず、家についたら他の人の迷惑にならない場所で傘の水滴を落としましょう。
床にトントンと叩くようにすると傘の骨や柄が痛む原因になるので、軽く開閉を繰り返して傘の水滴を落とすのがオススメです。
傘の水滴をある程度落としたら、今度は傘を乾いたタオルで拭いていきましょう。
傘の外側だけでなく、内側も濡れている場合があるので、サビ予防のためにもしっかりと拭いてください。
3)しっかりと乾燥させる
傘をしっかりと乾燥させましょう。
室内に干す場合は、扇風機やサーキュレーターの風を当てると早く乾きます。
晴れててからベランダなどの外で干すときは、必ず陰干しにして干すようにしてください。
直射日光は傘の生地が変色したり、表面加工や繊維が傷む原因になるので避けてください。
傘を干す場所がないときはどうしたらいい?
濡れた傘は、広げて干さなくてはいけないため、ある程度の場所を確保しなくてはいけませんよね。
しかし、マンションでは玄関などが狭いことが多く、傘を何本も干すことができませんし、長時間干すとジャマになります。
だからといって、マンションの廊下や階段などの共有スペースに干すのはNGです。
マンションによっては、規約によって禁止されている場合もあります。
それに、共有スペースに傘を干すことを迷惑に思う人もいますし、もし干していた傘が飛んでいって近所の方とトラブルになってしまったら大変です。
そうならないためにも、必ず自分の家の中で干すようにしましょう。
■玄関で干す
傘の本数が少ない場合や、それほど濡れていないときは玄関で干すことが多いですよね。
しかし、玄関では狭いので何本も傘を広げて干すことができません。
そこで我が家では、アンブレラハンガーを利用しています。
ある程度、傘の水滴を取り除いたら、留め具で止めずにそのままアンブレラハンガーに掛けておきます。
水滴受けもついているので、溜まった水も簡単に捨てられて掃除も楽ですよ。
■お風呂場で干す
お風呂場は濡れた傘を干すのに適した場所ですよね。
一晩中、換気扇を回して傘を干しておけば、翌朝にはきちんと乾いていますよ。
傘を広げて干せないときは、タオルバーなどに吊るしておくだけでも乾かすことができます。
浴室乾燥機がついていれば、さらに早く乾かすことができますよ。
■ベランダで干す
ベランダに傘を干すときは、必ずベランダの内側に干しましょう。
傘を広げるのに十分な広さがない場合でも、物干しざおなどに吊るして干しておけば乾かすことができます。
ベランダの外側に干すと、マンションの下の階の人の迷惑になることがあるので注意してくださいね。
また、風の強い日は傘が飛ばされてしまうことがあるので、十分に気をつけるようにしてください。
ベランダは共有スペースなので、マンションによっては規約で傘を干すのがNGとなっている可能性もあるので確認してみてくださいね。
■逆さ傘を使ってみる
逆さ傘とは、一般的な傘とは逆に開く傘のことです。
閉じるときは、開いたときに内側になる方が外側になるので、たたむときに手が濡れないんですよ。
さらには留め具を外しておけば自立するので、広げなくても水滴が勝手に下に落ちていきます。
広げて干すより場所を取らないので、逆さ傘を使ってみてもいいかもしれませんね。
傘を早く乾かすための対策
新品の傘は撥水加工がしっかり効いているため、水をしっかりはじき、早く乾かすことができます。
しかし、傘は何回も使っていると撥水効果が弱まり、雨をはじかなくなってきますよね。
撥水加工が落ちると傘の乾きが悪くなるため、撥水効果が弱くなったと感じたら以下の方法で復活させましょう。
■ドライヤー
ドライヤーで傘の撥水効果を復活させることができます。
やり方は、ドライヤーを傘から10センチ以上離して、1か所5~20秒を目安に全体にドライヤーの温風をかけていきます。
これだけで傘の撥水効果が復活しますよ。
ドライヤーの温風は、当てすぎると傘の生地が傷むので注意してくださいね。
■防水スプレー
ドライヤーでは撥水効果がイマイチ復活しない・・・というときは、防水スプレーを使用しましょう。
ムラやシミにならないように防水スプレーを傘全体に吹きかけます。
防水スプレーを使用するときは、必ず傘の目立たないところでシミなどができないか、試してから行ってくださいね。
おわりに
雨が続くと傘を干す場所に困りますよね。
しかし、干さずにそのままにしてしまうと、傘がいつの間にかサビてしまったり、カビが生えてしまうことも・・・。
マンションでは干す場所に困りますが、撥水加工を復活させたり、濡れた傘をタオルで拭いたりすれば短時間で乾かすこともできます。
傘を長く愛用するためにも、しっかりと傘を乾かすようにしてみてくださいね。