夏 ダイエット 痩せない

夏が近づくと薄着になってくるため、とくにダイエットを意識するようになりますよね。

 

暑くなってくると汗をたくさんかくので、痩せるような気がしますが、実は夏は痩せにくい季節なんです。

 

痩せるどころか、逆に夏太りしてしまう可能性もあります・・・😥

 

そこで今回は、夏にダイエットしても痩せない理由と効果的に痩せる方法について紹介します。

 




夏にダイエットしても痩せにくい理由とは?

夏が痩せにくい理由は、体の基礎代謝量が少ないためです。

 

基礎代謝とは、何もしなくても生命維持のために消費されるエネルギー量のことです。

 

冬は気温が低いので、生命を維持しようとして体温を上げるため、それだけで体のエネルギーが消費されます。

 

しかし、夏は気温に体温が近いため、体温維持のためのエネルギー消費が少なくなるんです。

 

そのため、夏は他の季節と比べても基礎代謝量が少なくなり、ダイエットをしても痩せにくくなります。

 

とはいえ夏は、かなりの汗をかくので痩せそうなイメージがありますよね。

 

しかし、汗をかけば痩せるわけではありません

 

体が暑いことで出る汗は、水分を毛穴から出して体の表面を冷やし、体温調節をするための役割があります。

 

このような汗は、エネルギーをほとんど消費しないため、ダイエットにはほとんど効果がありません。

 




 

さらに体温調節のためにかく汗は、かきすぎることで必要な栄養素まで失う可能性もあります。

 

実は、これも太ってしまう原因になってしまいます。

 

脂肪燃焼に必要とされるミネラルやビタミンB群は、汗をかくほど一緒に排出されてしまいます。

 

しかし、脂肪の原因となる糖質などは体に残ったままになるので、消費されずに脂肪となり、太ってしまうということが考えらるのです。

 

また食生活の乱れも痩せにくい原因となります。

 

夏は暑いため、冷たい食べ物や飲み物を多く摂取するようになってしまいますよね。

 

冷たい食べ物や飲み物は内臓を冷やしてしまうため、夏バテの原因にもなりますし、身体の代謝機能も低下させて痩せにくい体にしてしまいます。

 

また、基礎代謝が低い状態にもかかわらず、夏バテしないようにスタミナのつく料理やカロリーが高い食べ物を食べ過ぎてしまうことも、夏太りになってしまう要因です。

 




夏でも効果的に痩せる方法は?

先ほど説明した通り、夏は体の基礎代謝量が少なくなります。

 

そのため、夏にダイエットする場合は、基礎代謝を上げるということが大切になってきます。

 

基礎代謝は生活習慣を少し見直すだけでアップさせることができるので、できることから改善していきましょう。

 

 

体を冷やさない!あたためて代謝アップ

夏は冷たい食べ物や飲み物ばかり摂取してしまいがちですよね。

 

そのうえ外は暑いため、冷房のきいた部屋にいることが多くなり、体を冷やしてしまいます。

 

暑いからといって、お風呂は湯船に入らず、シャワーで簡単にすませてしまうこともありますよね。

 

しかし、体を冷やすことは基礎代謝を低下させる大きな原因です。

 

そのため、なるべく身体を冷やさずに温めることを意識して行い、基礎代謝をアップさせるようにましょう。

 

・冷たいものばかりでなく温かい食べ物や飲み物をとるようにする

・冷房の温度設定を下げ過ぎない(26~28℃くらいにする)

・夏でもお風呂に入り、体をしっかり温める

 




 

質の良い睡眠を心がける

夏場は暑いので寝苦しい日もありますよね。

 

しかし、質の悪い睡眠は基礎代謝量を低下させてしまいます。

 

人間は睡眠中に成長ホルモンを分泌しているのですが、そのとき身体の新陳代謝は最も活発になります。

 

そのため、寝不足などにより成長ホルモンの分泌がうまくいかなければ新陳代謝が悪くなり、その結果、基礎代謝量も減ってしまうのです。

 

つまり、基礎代謝をアップさせるには質の良い眠りをとり、成長ホルモンをスムーズに分泌させる必要があります。

 

ダイエットに最適な睡眠時間は7~8時間といわれているので、寝すぎにも注意してください。

 

就寝前は以下のようなことを意識して、なるべくリラックスできる環境づくりを心がけましょう。

 

・食事は寝る3時間前までに済ませる

・お風呂は寝る1~2時間前に入り、しっかり体を温める

・寝る前にスマホなどを見ないようにする

・寝る前にコーヒーなどのカフェインを含む飲み物を飲まない

・寝る前に軽いストレッチをする

 

 

 

食生活の見直し

夏は冷たいものをばかり、食べたり飲んだりしてしまいがちになりますよね。

 

しかし、夏バテを防ぐためにもタンパク質やビタミン類ををしっかり摂り、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

唐辛子やショウガなどの身体を温める食材を使った食べ物・飲み物を摂取することもオススメです。

 

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有酸素運動をうまく取り入れる

夏は自然に汗をかきやすい状態になっているので、体の脂肪を燃焼させる効果のある有酸素運動をするのがオススメです。

 

有酸素運動とは、ウォーキングやジョギングのように長い時間(20分以上)継続して行う運動のことです。

 

水泳やエアロビクス、サイクリングなども有酸素運動ですので、自分の生活に取り入れることが出来そうなものを行ってみてください。

 

通勤などの途中で一駅歩くだけでも効果がありますよ。

 

ただし、夏は汗をかくので水分の補給は忘れないようにしましょう。

 

おわりに

夏は体の基礎代謝量が落ちるため、ダイエットの効果を感じにくい季節です。

 

暑いので体を冷やしてしまいがちですが、基礎代謝を低下させないためにも冷やし過ぎには注意しましょう。