夏は日焼けをするので、紫外線対策として日焼け止めを塗りますよね。
それ以外の季節はあまり日焼けをしないので、日焼け止めを塗らずに外出することもあると思います。
しかし、紫外線は1年中降り注いでいます。
紫外線のダメージは蓄積するといわれているので、紫外線対策を怠るといつの間にかシミやシワなどの老化の原因になることも・・・。
そこで今回は、日焼け止めを1年中塗るものなのか、その必要性と肌に負担のかけない日焼け止めの選び方について紹介していきます。
日焼け止めは一年中塗った方良いの?
紫外線の影響を最も受けやすいの4月~9月ごろです。
四季がある日本では、夏は紫外線の影響で日焼けをしてしまうので、日焼け止めを塗ったり日傘をさすなど紫外線対策をする人は多いですよね。
しかし、夏以外の季節は紫外線対策をしなくてもあまり日焼けをしないので、日焼け止めを塗らないことが多いのではないでしょうか。
しかし、季節によって紫外線量は違うものの、紫外線は1年中降り注いでいます。
また、晴れの日ほどではないですが、曇りや雨の日も肌は紫外線の影響を受けています。
日々の紫外線対策を怠れば、紫外線の影響を受けた肌はダメージを蓄積させて、シミやシワなどの老化の原因となってしまう可能性がありますよ。
私の場合、顔は1年中紫外線対策をしているのですが、手の甲は日差しが強くなってきてからしか日焼け止めを塗っていませんでした。
気が付いたら、いつの間にか手の甲がシミだらけになってしまい、今では紫外線対策を怠ったことを本当に後悔しています・・・。
そのため、紫外線対策は1年中必要であり、その対策の1つの方法として日焼け止めも毎日使った方がいいのです。
肌の負担にならない日焼け止めの選び方のポイント
紫外線対策として日焼け止めを塗る場合、紫外線の強さや用途によって使い分けることが大切です。
いくら紫外線対策とはいえ、日焼け止めを毎日塗ることは肌への負担になります。
日焼け止めには「SPF」「PA」という表記があると思いますが、この意味は知っていますか?
紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類があり、人間に影響を与えるのは「UV-A」「UV-B」です。
- UV-A(紫外線A波)
肌の奥まで届く紫外線で、皮膚の劣化を促して肌のシワやハリなどに影響を与える - UV-B(紫外線B波)
日焼けやシミの原因となる紫外線
SPFはUV-Bから肌を守る時間の長さを表しています。
日本人の肌は約20分で日焼けするといわれているので、SPF10の場合は
SPF10×20分=200分
理論上ではSPF10の日焼け止めを塗れば、約200分の間、紫外線のUV-Bから守ってくれるということになります。
PAはUV-Aから肌を守る強さを表していて、+が多くなるほど効果が高くなっています。
一般的には、SPFが高い日焼け止めはPAも高くなっていますね。
SPとPA、ともに効果が高い日焼け止めを塗れば、紫外線対策がバッチリな気がしますが、効果が高い日焼け止めほど肌に負担となります。
日焼け止めを日常的に使う場合は、SPFは10~20程度、PAは + か ++ 程度くらいで充分です。
このくらいの日焼け止めの強さであれば、適度に紫外線から肌を守ることもできるし、肌にもあまり悪影響を与えません。
スポーツなど野外でのレジャーのときは、SPF50などの効果の高い日焼け止めを使うのがオススメです。
それに、日焼け止めの効果は、SPFやPAの強さより、こまめに塗り直すほうが高いんですよ。
なぜなら、効果の高い日焼け止めを塗ったとしても、その部分を触ったり汗や皮脂の分泌で流れてとれてしまったら、効果がなくなってしまうからです。
とはいえ、腕や手の甲などはこまめに塗り直すことが可能ですが、メイクの上からは日焼け止めを塗り直すことはできまませんよね。
しかし、最近はファンデーションや化粧下地に日焼け止め効果があるものがあります。
化粧をしているときは日焼け止めを塗り直すのはなかなか難しいので、メイク直しの際に日焼け止め効果のある化粧品を使って紫外線対策をするのがオススメです。
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おわりに
紫外線は1年中降り注いでいるので、1年中紫外線対策をする必要があります。
日焼け止めは簡単にできる紫外線対策ですので、できるだけ肌に負担の少ない日焼け止めを使い、シミやシワのない若々しい肌を保ちましょう。