黒の服は「ほこり」がつくと目立ちますよね。
ほこりだらけの黒いパンツやジャケットは、見た目にもカッコよくないですし、だらしない人に思われそうで困ります。
そこで今回は、黒い服のほこりを目立たなくさせる方法を調べてみました。
黒い服のほこりを防ぐには?防水スプレーは効果的?
黒い服は、ほこりがつくと目立ってしまうのが難点ですよね。
服にほこりが付いてしまう原因としては、「静電気」「服の生地(素材)」などの影響が考えられます。
■静電気対策
乾燥している冬はもちろん、実は湿気の多い夏でも静電気は発生しています。
汗をかきやすく湿気の多い夏は、すぐに放電するため静電気をあまり感じないだけなんです。
静電気対策としては「静電気防止スプレーをかける」「柔軟剤を入れて洗濯をする」ことで、ある程度は解消できます。
また、衣類の生地の素材を考えて、組合せを変えるだけでも静電気を抑えることが出来ますよ。
関連記事 静電気のパチパチを防ぐ衣類や素材の組み合わせと対策とは?
■防水スプレーをかける
静電気が起きにくい綿100%の生地なのに、ほこりが大量につく・・・。
───そんな場合は、服の生地に問題があります。
たとえ静電気が起きにくい生地でも、表面がデコボコしていたら、そのデコボコにほこりが引っかかってしまうんです。
そのため、起毛素材などは、ほこりが付きやすいですよね。
そこで、静電気防止対策しても服にほこりが付くようであれば、防水スプレーをかけて対策してみましょう。
防水スプレーは繊維をコーティングして撥水効果を与えてくれるほか、ほこりも付きにくくしてくれます。
防水スプレーでのホコリ対策のポイントは、ケチらずたっぷりスプレーすること、スプレーする前に汚れをキレイに取り除いておくことです。
防水スプレーをケチると効果が期待できないですし、汚れが付いたままスプレーすると繊維の中の汚れが落ちなくなるので注意しましょう。
しかし、過度な期待は禁物です。
私も黒いパンツとジャケットのほこりが気になり、防水スプレーをかけてみたんですが、ジャケットはマシになりましたが、パンツはイマイチでした。
生地にもよりますが、なんとなく「ほこりが付きににくくなったような気がする???」というレベルでの改善しかないこともあります。
黒い服のほこりやゴミの取り方
黒い服はほこりがつきものとはいえ、たくさんついていると目立つし、だらしない印象を与えてしまいますよね。
そのため黒い服のほこりは、こまめに取り除くようにしましょう。
洋服のほこりを取り除くには、洋服ブラシやエチケットブラシを使うのがオススメです。
エチケットブラシなどは携帯用も売っているので、持ち歩けば外出先で気になったときにサッとほこりを取り除けますよ。
カーペット用のコロコロや粘着力の強いガムテープは、服の生地を傷めて余計にほこりが付きやすくなる原因になるので要注意です。
コロコロなどを使用する場合は、衣類用のコロコロや粘着力が弱めな紙テープを使うと生地の傷みを抑えることができますのでオススメです。
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おわりに
静電気で服にほこりが吸い寄せられているのなら、静電気を防げば解決できます。
しかし、静電気ではなく生地そのものが原因だとしたら、どうしようもないのが現実だったりします。
黒い服に大量のほこりが付くと「服のメーカーはほこりのことも考えて作れよ!」って思ってしまいます。
肌触りの良いツルツルとした生地は、比較的ほこりが付きにくい傾向があります。
なので今後、黒い服を購入するときは「静電気が起きにくい素材でできているか」「生地はデコボコしていないか」なども考えてから購入してみましょう。