結婚すると今までお中元やお歳暮と無縁だったとしても、「贈った方が良いかな?」と悩みますよね。
とくに義両親との付き合い方は大切にしたいものです。
そこで今回は、旦那の両親にお歳暮を贈るべきかどうか?、相場や熨斗などについてまとめてみました。
結婚したらお歳暮を義両親に贈る?
お歳暮は世間一般の常識よりも、その地域の風習や各家庭の習慣によって異なります。
そのため、お歳暮を義両親に贈るかどうかは、まず旦那さんに相談してみましょう。
ただ、旦那に相談しても、旦那も両親にお歳暮を贈るものなのか良くわかっていないことが多く、頼りにならないかもしれません。
私の周りでは、母の日や父の日は贈っているけれど、お中元やお歳暮は贈っていない家庭も多いです。
しかし、もし年に1〜2回しか会えない、年末に帰省出来ないような場合は、日頃の感謝を込めてお歳暮を贈ってみてはいかがでしょうか?
ただし、大抵の場合、一度贈ると毎年送るようになります。
「気を遣わなくていいよ」「来年からは不要よ」など、義実家からのアクションがあれば、やめることも可能ですけどね。
今後の長い付き合いを考えると、義両親にお歳暮を贈るかどうか迷ったら「贈る」方が無難かな・・・と思います。
贈り物を受け取って嫌な気持ちになる人はいませんからね。
お歳暮を贈る時期は?
お歳暮を贈る時期は、一般的には下記の日程に届くように送ります。
・関東 12月上旬〜10日
・関西 12月10日〜20日
ただ、お歳暮を贈る時期は年々早まっているようで、中には11月末頃に贈る方もいます。
なので、お歳暮は11月中旬に手配しておくと良いですね。
今は11月末までの早割りサービスを実施している店舗も増えているので、そういうサービスを利用するとお得です。
それに11月末〜12月初旬はお歳暮の駆け込み注文が多く、売り場が混雑している場合があるので早めに準備する方がオススメです。
義両親へのお歳暮は何がいい?
お歳暮の定番といえば、
- ハムやソーセージ詰め合わせ
- ビール類
- 洗剤セット
- コーヒーなどの飲料類
- 食用油セット
などがありますね。
義実家への贈り物は、両親の好みなどもあるので、とりあえず旦那にも相談してみましょう。
我が家の場合は、義両親がお正月に食べられるようなものを選んでいます。
お歳暮は世帯から贈るものであっても、贈るからには妻としての資質が問われます。
お歳暮の品物を選ぶ時に注意したい点ですが、目上の方にギフト券や商品券などの金券を贈るのは失礼に当たりますので避けた方が無難です。
冷凍・冷蔵が必要な食品や生鮮食品などを贈る場合は、一言事前に連絡を入れておくと相手方も困らずにすみますよ。
マナーや格式にこだわる義実家の場合は、三越伊勢丹などの老舗百貨店で選んだ品物を贈ると良いでしょう。
昔ほどではないと思いますが、たとえ中身が同じ品物であっても包装用紙で贈り物のレベルを品定めしていることもあるんですよね・・・。
もし近隣に百貨店が数件あるとしたら、義実家の近くで有名な百貨店から選ぶといいですよ。
お歳暮を義両親へ贈るときの相場は?
義実家へ贈る場合のお歳暮の相場は3,000円〜5,000円くらいです。
いきなり最初からムリして高価なお歳暮を贈る必要はありません。
それに、翌年以降金額を下げるのは失礼にあたるため、はじめから高価なお歳暮を贈ると後々辛くなるかも入れませんよ。
お歳暮の値段は、自分の年齢が20代、30代、40代と上がるごとに少しずつ上げていくと、経済的に無理が無くて良いですね。
感謝の気持ちを伝える為に贈る物が、毎年負担に感じるようになるのは良くないです。
ちなみにお中元も贈っている場合は、お中元と同等、もしくはお歳暮の方が少し高価な物を贈るのが一般的です。
お歳暮の義両親へ贈るときの熨斗はどうする?
熨斗をつける目的は、贈り主が誰なのか分かる事です。
そのため、苗字だけにするかフルネームにするか、そこまで気にする必要はありません。
直接渡す場合はもちろん、郵送の場合は差出人をみれば見分けがつきますよね。
兄弟が多くて苗字だけだと誰が贈ったものかわからないような場合は、フルネームを書いておくと良いかもしれませんね。
おわりに
地域や家庭の風習や考え方は人それぞれです。
なので、義両親にお歳暮を贈るかどうか迷ったら「贈る」のがやはり無難です。
面倒に思いがちですが、お歳暮を通して義両親に対する日頃の感謝を伝えれば、きっと喜ばれますし良い関係を築けますよ。