サンダルを履いていていたら、いつの間にかくっきりと足跡や指跡が残ってしまった・・・そんな経験ありませんか?
黒ずんだ足跡や指跡がくっきり残っているサンダルは、人前で脱ぐときに恥ずかしいですよね。
そこで今回は、サンダルについた足跡などの黒ずみの原因と落とし方と予防法について調べてみました。
サンダルが黒ずむ原因とは?
サンダルが足跡や指跡で黒ずむ原因は、汗や角質、皮脂などによるものです。
暑い季節に素足で履くことの多いサンダルには、足の裏から分泌される汗などが染み込んでしまい、普通の靴に比べても黒ずみができやすくなってしまうのです。
また、サンダルは砂埃などが足の間に入り込みやすいため、その汚れが付いて指跡や黒ずみの原因になると考えられます。
サンダルの足跡の汚れの落とし方
サンダルの汚れを落とす前に、まずは洗っても大丈夫な素材か確認しましょう。
一般的に革やスエード地のサンダルは洗えないので、専用のアイテムを使用した方が安心です。
■専用のクリーナーを使用する
革のサンダルは洗えないため、靴専用のクリーナーを使用するのがオススメです。
クリーナーをきれいな布に付けて、軽く擦ってサンダルの中敷きの汚れを落としていきましょう。
きれいに汚れが落ちたら乾拭きをして終了です。
スエードやヌバックのサンダルの場合は、汚れがそれほど酷くなければ消しゴムで軽く擦ることで綺麗にすることができます。
汚れがひどい場合は、普通の革靴用ではなくスエード用の汚れ落としを使ってサンダルの黒ずみを落とすようにしましょう。
■重曹水で拭く
重曹でもサンダルの黒ずみを落とすことができます。
お湯に重曹を少量入れて溶かし、重曹水(水250mlに対し重曹大さじ1)を作ります。
重曹水をきれいな布に染み込ませ、サンダルの足跡や黒ずみが気になる部分をやさしく拭き取りましょう。
汚れが落ちたら風通しのいい場所で陰干しをして、しっかりとサンダルを乾かしてください。
重曹には消臭効果もあるので、サンダルの臭いも防いでくれる効果がありますよ。
■ボディーソープで洗う
サンダルを洗うことができる場合は、ボディーソープを使用して足跡などの黒ずみを落としましょう。
サンダルの黒ずみの主な原因は、ほとんどが足から出る汗などの分泌物なので、体の汚れを落とすのに適しているボディーソープが効果的なのです。
汚れの気になる部分に、ボディーソープをつけ、歯ブラシなどでやさしく磨いていきます。
サンダルの素材によっては色落ちしてしまう場合もありますので、目立たない場所で試してみてから大丈夫であれば全体を洗うようにしましょう。
汚れが落ちたら、水でしっかり洗い流してください。
ボディーソープが残ってしまうと、サンダルが傷む原因になりますので気を付けてくださいね。
その後は風通しの良い場所で陰干しをして、しっかりと乾かしてください。
サンダルの足跡や指跡を防止する方法は?
サンダルに足跡や指の黒ずみができてしまうと、人前でサンダルを脱ぐのが恥ずかしいですよね。
そこで、サンダルに黒ずみが出来ないように事前に予防しておきましょう。
■防水スプレーをかける
新品や汚れをしっかり落とした後のサンダルのつま先や汚れが付きやすい部分に防水スプレーをかけておきましょう。
サンダルの足跡などの黒ずみは、外部からの汚れや汗や皮脂などの汚れが染み込むことが原因なので、インソールに防水スプレーをかけておくことで防ぐことができるのです。
防水スプレーはしっかり乾かさないと十分な効果を発揮しないので、完全に乾かしてからサンダルを履くようにしてください。
また、防水スプレーにも革用や布用など色々な種類がありますので、サンダルに合ったものを使用してくださいね。
防水スプレーの効果は使用するたびに落ちるので、1週間に一度など定期的に防水スプレーをかけるようにしましょう。
■汚れ防止フイルムやインソール(中敷き)を入れる
サンダルの汚れ防止のために、汚れ防止フイルムやインソールを貼り付けておくという方法もあります。
汚れたら交換すればOKですし、つま先の滑り止め防止にもなるのでオススメです。
汚れたら洗えるタイプのインソールなどもあるので、サンダルに合ったものを選んでみましょう。
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おわりに
お気に入りのサンダルは、できれば長い期間、きれいな状態で履き続けたいですよね。
人前でサンダルを脱がなくてはいけない時に恥ずかしい思いをしないためにも、防水スプレーやインソールを入れて事前に汚れ防止策をとっておきましょう。
サンダルの足跡や指跡の黒ずみは、時間が経てば経つほど落ちにくい汚れになってしまいます。
そのため、サンダルの汚れに気が付いたら、なるべく早く落とすようにしましょう。