汗をかく季節になると、服に脇や背中の汗ジミができてしまうのが気になりませんか?
服が汗でびっしょり濡れているのがバレバレだと、恥ずかしくなってしまいますよね。
しかし、汗は生理現象なので100%抑えるということは難しいものです。
なるべく服の汗ジミを目立たなくさせるための方法と対策を調べてみました。
汗ジミが目立たない色や素材の服の選び方
汗ジミは、服に汗が染み込んで色が変わることでできてしまいます。
つまり、乾いているときと濡れているときの色の差ができやすい素材の服は、汗ジミが目立ってしまうわけです。
最近では汗ジミ防止の特殊加工をした服もあります。
とはいえ、気に入った服が汗ジミ防止加工しているとは限らないし、服を購入するときに濡れたら色が変わってしまうかどうかまでは確認することができませんよね。
そのため、汗ジミが目立つ色・目立たない色について把握しておきましょう。
また、色だけでなく服の素材によって汗ジミが目立つ、目立たないもあるので、気をつけて服を選ぶようにしてくださいね。
■汗ジミが目立つ色と素材
一般的にライトグレーやベージュ、カーキなどは汗ジミが目立ちやすい色です。
水色などの淡い色や原色も服の素材によっては目立ちます。
服の素材によっても汗ジミが目立ちやすいものがあります。
ポイントは吸水性と速乾性です。
たとえば、綿や麻は汗ジミが目立ちやすい素材です。
綿は汗を吸うので良さそうな感じますが、汗をよく吸う素材は汗ジミができやすくなります。
また、乾きが悪い素材も汗がずっと服に残ってしまうため、汗ジミが目立ちやすくなってしまいます。
■汗ジミが目立たない色と素材
汗ジミが目立たない色は、白や黒、ネイビーなどです。
白は汗をかくと透明に変化しますが、光を反射するため、汗ジミは目立ちにくいといわれています。
黒やネイビーは、濡れてもほとんど色が変わらないため、汗ジミは目立ちにくいです。
また、ボーダーや細かい柄がある服も目立ちません。
パステルカラーなども服の素材によっては、汗ジミが目立たない場合があります。
汗ジミが目立たない素材は、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維、シルクやサテンなどの光沢のある素材、通気性のよいメッシュ素材などです。
ポリエステルやレーヨンは、綿などと比べて汗をあまり吸わないので、汗ジミは目立ちにくくなります。
また、光沢のある素材は白い服と同じように光を反射するため、通気性の良いメッシュ素材はすぐに乾くため、汗ジミが目立ちにくくなります。
汗ジミが目立つ服を着るときの対策
汗ジミが気になるからといって、白や黒などの汗ジミが目立たない色の服ばかりも着ていられないですよね。
できれば、いろいろな色の服を着てオシャレだってしたいものです。
服の色や素材を選ぶのも大切ですが、汗ジミにならないように対策もして、なるべく目立たないように工夫をしてみましょう。
■汗脇パット
脇の汗ジミ対策には、「汗脇パット」を利用してみましょう。
汗脇パットには、服に張り付けるものと、脇に直接貼り付けるものがあります。
どちらも服に汗を染み込ませないことで、汗ジミを作らないように防いでくれるアイテムです。
汗脇パットには消臭効果もあるものが多いので、ニオイが気になる人にもオススメです。
■汗取りインナー
シャツなどの下に汗を吸収するインナーを着ることで、汗ジミを防ぎます。
汗ジミを防ぐには、汗脇パットが付いているインナーや、速乾性の高いインナーなどがありますので、その日のファッションに合わせてインナーを選びましょう。
■汗ジミ防止スプレー
汗ジミ防止スプレーを服の内側にかけることで、汗が服に染み込まなくなるため、汗ジミができにくくなります。
■制汗剤
制汗剤で汗を抑える方法もあります。
制汗剤にはいろいろな種類がありますが、服の汗ジミには、しっかり汗をブロックするタイプのものを選びましょう。
■べピーパウダー
脇や身体の汗の気になる部分に、ベビーパウダーを軽くつけておきましょう。
べピーパウダーには汗を吸い取る効果があるので、服の汗ジミの予防になります。
べピーパウダーなら肌が弱い方でも付けることができますし、消臭効果も期待できますよ。
おわりに
暑い季節や緊張する場面では、汗ジミがハッキリわかって恥ずかしい思いをしないように、目立たない色の服を着たり、汗脇パットを使用するなどして対策をするようにしましょう。
服に汗ジミができてしまったら、なかなかすぐに目立たなくさせるということは難しいものです。
気になるようなら、カーディガンなどの上着を着て隠してしまうのも手ですよ。
また、汗をかくと臭いも気になりますので、汗拭きシートなどで汗をこまめに拭くのもオススメです。