帽子は蒸れやすいので、使用していると汗ジミなどの汚れが気になってきますよね。
しかし、帽子は型崩れが気になることもあり、頻繁に洗うものではありません。
中には洗濯できない帽子もあります。
帽子の汗ジミなどの汚れを落とすには、どのようにしたらいいのでしょうか・・・?
そこで今回は、洗える帽子の洗濯の仕方と洗濯できない帽子の汚れの落とし方、普段の帽子のお手入れ方法やグッズについて調べてみました。
帽子の汗ジミの落とし方
帽子が洗えるかどうかは、帽子についている洗濯表示マークを確認してみてください。
洗濯機の使用のOKになっているものは、帽子の型崩れを防ぐために洗濯ネットに入れ、手洗いコースなどでやさしく洗うようにしましょう。
帽子にコサージュやリボンなどの装飾があり、取り外すことができる場合は外してから洗う方が安心です。
ただし、洗濯機の場合、たとえ手洗いコースにしていても何度も洗っていれば帽子が型崩れしてしまうこともあります。
帽子の型崩れが心配な場合は、洗濯機を使用せず、手洗いをする方がオススメです。
- バケツや洗面器に帽子が浸るくらいのぬるま湯(40~50度)を入れる
- 汗ジミなどの汚れがヒドイ場合は、酸素系漂白剤を帽子の汚れている部分につけ、歯ブラシで軽く擦って汚れを落とす
- 中性洗剤(おしゃれ着洗い用がオススメ)を適量入れ、帽子をやさしく押し洗いする
(汚れが落ちない場合は30分程度放置する) - しっかりすすぐ
- バスタオルで帽子を包み、帽子の水気を吸いとる
- 頭の部分にタオルなどを詰めて帽子の形を整えてから、風通しの良い場所で陰干しにしてしっかり乾かす
(帽子のサイズに合うプラスチックのザルなどがあれば、帽子をかぶせて干すのもオススメです)
洗濯できない帽子の汚れの落とし方は?
洗濯することができれば汚れは落とせますが、洗えない帽子の場合は困ってしまいますよね。
洗濯不可となっている帽子でも、着用すれば必ず汚れてしまいます。
そのままにしていれば汚れは蓄積されてしまいますので、洗えない帽子でもしっかりケアすることが大切です。
まず、帽子についた汚れや埃は、洋服ブラシや帽子専用のブラシで落とします。
ブラシがなければ、歯ブラシでやさしく擦ってみてください。
ブラシをかけても落ちない汗ジミやファンデーションなどは、お湯で濡らして硬く絞ったタオルでやさしく拭き取りましょう。
汚れがなかなか落ちない場合は、中性洗剤をごく少量つけたスポンジやタオルで軽く叩いて落としてみてください。
汚れがある程度落ちたら、濡らして硬く絞ったキレイなタオルで、洗剤や汚れをキレイに拭き取ります。
その後、風通しの良い場所で帽子を陰干ししてきちんと乾かしましょう。
帽子の普段のお手入れ方法と便利グッズ
帽子は頻繁に洗うものでもないので、帽子をキレイに長持ちさせるには普段のケアが大切です。
また、帽子の普段のお手入れを楽にするアイテムを紹介するので、参考にしてみてくださいね。
■帽子の汚れやほこりを落とす
帽子全体の汚れやほこりをブラシなどで落とす、もしくは軽くたたいてほこりなどを振るい落としましょう。
帽子専用のブラシもあるので、一つあると便利です。
■帽子の内側の汚れを落とす
帽子の内側のスベリ部分(額があたるところ)の汚れは、ぬるま湯で濡らして硬く絞ったタオルで拭き取りましょう。
濡れた場所は乾いたタオルで水気を拭き取ってくださいね。
帽子は額の部分が汗などで汚れやすいので、汚れ防止のシールを貼っておくのがオススメです。
ファンデーション付着防止シール ブラック hat-seal1
■帽子を除菌・消臭する
汗をかくと、帽子の中が蒸れてしまい雑菌が繁殖しやすくなります。
雑菌は嫌な臭いの原因になるので、帽子を使用したら除菌・消臭スプレーを内側にかけておきましょう。
スプレー後は帽子の形を整えてから風通しのよい場所で陰干しし、しっかり乾かしてから収納してくださいね。
おわりに
お気に入りの帽子は長く愛用したいものですよね。
洗える帽子は定期的に洗い、汗ジミなどの汚れを落とすように心がけましょう。
また、帽子を長くキレイな状態に保つためには普段のお手入れが大切です。
帽子をかぶった日には、その日の汚れをしっかりと落としてから収納するようにしてくださいね。