雨の日はなんだか憂鬱な気分になりますよね。
実は、雨の日に憂鬱な気分になったりやる気がでないのには、きちんとした理由があります。
私も雨の日は憂鬱で、「仕事に行きたくない」「休みたい・・・」と、いつも以上に思ってしまいます。
とはいえ、雨だからといって休むわけにはいかないのが辛いところです😔
そこで今回は、雨の日に憂鬱になる原因と少しでも憂鬱を解消させて気分を上げる方法を調べてみました。
雨の日に憂鬱になる原因は?
雨の日は、どんよりとした雰囲気が漂いますよね。
それに、外に出かけるには傘をささないといけないし、傘をさしても服や靴は濡れるし、髪の毛は乱れるし、湿度が高いからジメジメして不快です。
いろいろなことが重なって何事もやる気が起きない・・・というのも理由の一つですが、実は科学的にも雨の日は憂鬱な気分になることがわかっています。
■自律神経の乱れ
雨が降っているときの気圧は低気圧になりますが、気圧の変化は人間の自立神経に影響を及ぼすといわれています。
低気圧は自立神経の副交感神経を優位にするように働きかけるのため、体をリラックス状態にしようとします。
しかし、雨の日だからといってのんびりできる日ばかりではないですよね。
雨の日は身体が無意識に体が休息をとろうとしているのに、実際は仕事などいろいろやらなくてはならないので、その体のバランスの悪さから憂鬱な気分になってしまうのです。
■酸素濃度が薄い
低気圧は上昇気流になるため、雨の日は酸素濃度が薄くなるといわれています。
そのため、脳に酸素が行き渡らず、晴れている日と比べると頭がボーッとしてしまい、頭の回転が悪くなったり行動力がなくなったりしてしまいます。
■気圧の変化
普段の生活で気にすることはないと思いますが、人の身体は気圧という圧力を受けています。
気圧の変化によって人の身体は調整を行っていますが、雨の日は低気圧になるためうまく対応できないことがあります。
すると、頭痛やめまい、気分の落ち込みなどのいろいろな身体の不調が現れてしまうのです。
雨の日の憂鬱を解消するには?
雨の日に憂鬱になるのは仕方ないことです。
しかし、やる気が出ないからといって何もしないわけにはいかないので、少しでも雨の日の憂鬱を解消していきましょう。
■雨の日ならではのお気に入りのアイテムを身につける
思わず自慢したくなるようなカワイイ傘や長靴など、雨の日だからこそ身に着けられるアイテムを充実させてみましょう。
お気に入りのアイテムが雨の日に使えると思えば、自然と気分もアップしますよ。
■部屋を明るくする
雨の日は、どんよりとした雲に覆われているため、室内も暗くなりますよね。
暗い部屋の中にいては、ますます気分も落ち込んでしまいます。
昼間であっても電気をつけて、部屋を明るくして過ごしてみましょう。
■アロマに癒されてみる
アロマの香りは憂鬱な気分を解消させる効果があるといわれています。
アロマオイルをお風呂に入れてみたり、アロマポットなどを使って室内に香りを充満させ、憂鬱な気分を吹き飛ばしましょう。
憂鬱さを解消できる香りは、ラベンダー、ローズ、ネロリ、イランイラン、ベルガモットなどが効果的でオススメです。
■深呼吸をする
雨の日は晴れの日より酸欠状態になるので、深呼吸をして酸素を体の中に取り入れましょう。
ゆっくりと深呼吸することで、頭がスッキリとしてきます。
とくに雨の日の朝など、やる気がでないときに深呼吸してみてください。
また、深い呼吸をするストレッチやヨガなどの運動もリフレッシュできるのでオススメですよ。
■雨の音を聞いてみる
シトシトと降る雨の音や風の音、川のせせらぎなどの自然界の音は、人の心を落ち着かせる効果があるといわれています。
「雨だから憂鬱・・・」とは思わず、雨の音をじっくり聞いて、リラックスしてみてもいいかもしれません。
■家でゆっくり過ごす
休日などでゆっくりできるのなら、家でゴロゴロして過ごしましょう。
テレビや映画を観たり、小説や漫画を読んだり・・・、家でゆったりと過ごすことができれば憂鬱な気分もなくなります。
自分の好きな音楽を聞くのも効果的ですよ。
おわりに
「雨の日が好き」という人もいますが、ほとんどの人は雨の日に憂鬱になるものです。
とはいえ、「恵みの雨」というように、雨は絶対に降らなくてはならないものなので、うまく雨と付き合っていけるようにしましょう。
雨だからこそできる楽しみのたくさんあります。
お気に入りの傘にするだけでも使うのが楽しみになりますので、少しでも雨の日の憂鬱さを解消するよう工夫してみてくださいね。