大泣きしたあと、目がパンパンに腫れてしまった・・・ってことはありませんか?
悲しいことがあったり、ドラマや映画などで感動したりして号泣してしまうことってありますよね。
なぜ、泣くと目が腫れてしまうのでしょうか?
そこで今回は、泣いたときに目が腫れてしまう原因と目の腫れの治し方を調べてみました。
泣くと目が腫れてしまうのはなぜ?
泣いたとき、無意識のうちに手やハンカチなどを使って涙を拭いますよね。
目の周りは皮膚はとても薄いため、涙を拭くときに目の周りの皮膚を擦って刺激してしまうと、皮膚の中の毛細血管がダメージを受けてしまいます。
毛細血管がダメージを受けてしまうと血液やリンパの流れが悪くなってしまい、排出されなくなった余分な水分が目の周りに溜まってまぶたが腫れてしまうのです。
泣く時間が長いほど涙を拭う回数も増えるため、とくに大泣きした時は目が腫れやすくなってしまいます。
泣いて目が腫れてしまったときの治し方は?
泣いたときに目が腫れてしまうと見た目も変わってしまうし、泣いたのがバレてしまって、他の人から変に心配されてしまうこともありますよね。
できれば、すぐにでも目の腫れを引かせたいものです。
そんなときにオススメの目の腫れの治し方をいくつか紹介します。
■目を冷やす
目の腫れは、目の周りの毛細血管が傷ついているため起こります。
そのため、目の周りやまぶたを冷やして血管を収縮させ、目の周りに溜まった水分を流れやすくすることで、まぶたの腫れを抑えらるようになります。
目を冷やす方法としては、冷水に浸したコットンを目の上に置き、5分くらいパックしてみましょう。
目の周りが乾燥する人は、保湿効果のある化粧水や美容液を冷やし、それをコットンに染み込ませてから目の上にパックするという方法もオススメです。
目の腫れがひどい場合は、保冷剤をタオルやハンカチで包み、しばらく目の上において良く冷やしましょう。
■温・冷を繰り返す
目を冷やすだけでも良いですが、冷やすことと温めることを交互に行い、目の周りの血行をよくすることで目の腫れを治す方法もあります。
タオルを2枚用意して、1枚は水に濡らして絞り、1枚は水に濡らして絞ったあと1~2分電子レンジで温めます。
そして、冷たいタオルと温めたタオルを3分ずつ、交互に目の上に置きましょう。
これを2~3回繰り返します。
温めたタオルが冷えてしまったら、再度電子レンジで温めなおしてください。
冷たい刺激と暖かい刺激を交互に繰り返すことで、血行やリンパの流れが促進され、目に腫れを抑えることができますよ。
■マッサージをする
目の周りに溜まった水分を排出するため、目の周りをやさしくマッサージをするという方法もあります。
眉頭の少し上のへこんだ部分を親指で押し上げるように刺激し、痛気持ちいいと感じるくらいの強さで5秒間押します。
泣いたあとの肌は敏感になっているので、マッサージするときは絶対に擦らないようにしてくださいね。
泣いたあとの目の腫れを予防するには?
目が腫れないようにするには、泣かないようにするのが一番ですが、実際はそうはいきませんよね。
悲しいとき、嬉しいとき、ドラマや映画を観て感動したとき、我慢しても涙が溢れてしまいます。
目が腫れないように泣くには、なるべく擦らないようにすることです。
手やハンカチなどで目の周りをゴシゴシ擦ったりせず、水分を吸い取るようにやさしく涙を拭ってください。
また、泣き終わった後はすぐに目薬をさして涙を洗い流しましょう。
目薬は、いろいろな有効成分が入っているものではなく、涙と同じ成分のものがオススメです。
泣いた日の翌朝、起きたら目が腫れていることもありますよね。
そうならないためには、必ず仰向けで、枕を少し高めにして寝るようにしましょう。
うつ伏せや横向きで寝ると、顔に重力がかかるので瞼がむくみやすくなりますし、目と寝具が擦れてしまい、目の腫れが引かない原因になりますので注意してくださいね。
おわりに
私は涙腺が弱く、ドラマなどでボロ泣きして、よく目が腫れてしまいます。
目が大きくないので、細い目がより細くなって、ひどい見た目になるんですよね・・・。
でも、泣くことはストレスの発散になるともいいます。
目の腫れも気になりますが、泣くことを我慢しすぎることはストレスになるのであまり良くありません。
泣きたくなったら思いっきり泣いてもいいですが、なるべく目を擦らないようにして、目が腫れないように気を付けてくださいね。