暑い季節になると困るのが汗によるメイク崩れ。
せっかく頑張ってお化粧をしても、汗ですぐにぐちゃぐちゃになって落ちてしまいます。
しかも汗を拭きとろうとしたら、さらにメイクが崩れてしまうなんてこともありますよね。
そこで今回は、メイクをしているときの汗の拭き方と崩れにくいメイク方法・メイク直しの仕方について調べてみました。
メイクを崩さずに汗を拭くコツは?
メイクを崩さないように汗を拭くコツは、「拭く」ではなく「押し当てる」ようにすることです。
汗を拭くとき、ハンカチやタオルで肌の上を滑らすように拭いていませんか?
肌を滑らすように汗を拭き取ることで、せっかくのメイクも引っ張られてしまい、余計にメイクが崩れてしまいます。
そのため、メイクを崩さずに汗を拭くためには、タオルなどを肌に当てたら手を動かさず、汗を吸い取るようにしましょう。
また、汗を拭き取るときは、タオルやハンカチを使うよりティッシュを使うのがオススメです。
厚手のタオルなどは水分を吸収しやすいため、肌に必要な水分や油分まで奪ってしまいます。
その結果、肌が乾燥することでよりメイクは崩れやすくなってしまうのです。
それに何度も汗を拭いて使い回すタオルより、使い捨てのティッシュの方が衛生的ですよね。
メイクの上からそっと抑えるだけで、汗や皮脂で崩れたメイクを吸着してくれる顔用のシートもありますので、それを使用するのもオススメです。
汗をかいてもメイクが崩れないようにするには?
メイクが崩れやすいと感じている場合は、肌の乾燥対策をしっかりすることが大切です。
汗をかく夏場は肌が乾燥しにくいと思いがちですが、紫外線や冷房によって肌は意外と乾燥しています。
肌が乾燥すると化粧ノリが悪いだけでなく、必要以上に皮脂を分泌させるため、メイクが崩れやすくなるという悪循環に陥る可能性があるのです。
また、ウォータープルーフの化粧品は水に強いため、汗をかく季節には必須のアイテムですよね。
しかし、ウォータープルーフは汗や皮脂に強いというメリットと同時に、メイクを落とすのが大変というデメリットもあります。
メイクをしっかり落とそうとすれば肌を強く擦ってしまいますし、ウォータープルーフでも簡単に落とせるというクレンジングは肌への刺激が強いものが多いです。
その結果、いつの間にか肌が乾燥してしまうなどのトラブルが起きやすくなるため、乾燥対策をすることが大切なのです。
また、メイクをするうえで最も気をつけたいのは化粧下地です。
肌に合わない化粧下地は、肌に密着しないため汗をかくとすぐにメイクが浮いてしまい、化粧が崩れやすくなります。
化粧下地には大きくわけて、保湿成分が含まれているタイプと油分のバランスを整えてくれるタイプがあります。
乾燥肌の人は保湿成分の入っているものを、脂性の人は油分のバランスを整えてくれるものを使うようにしましょう。
しかし、鼻の部分はテカって油っぽいのに頬は乾燥しているなど、肌の部位によっても肌質が違うこともありますよね。
そういった混合肌の場合は、2種類の下地を肌質によって使い分けるのがオススメです。
化粧下地が肌にしっかり密着されれば、メイクの崩れ方も違ってきますので、まずは化粧下地が自分の肌に合っているか確認してみてください。
どうしても汗でメイクが崩れる・・・という場合は、顔汗を抑えるクリームもあるのでメイクをする前に塗っておくと汗を抑えられますよ。
汗でメイクが崩れてしまったときの直し方
汗で崩れたメイクを直すとき、上から重ねてファンデーションを塗るのは、ただの厚塗りになってしまうだけなので注意しましょう。
なぜなら、メイクは厚塗りになるほど崩れやすくなるため、余計に汚く見えてしまう可能性があるからです。
そのため、汗をかきやすい季節になったら、普段より薄めのメイクを心がけましょう。
汗でメイクが崩れてしまったときのメイク直しは、乳液やジェルをで保湿してしてから行うのがオススメです。
乳液やジェルは崩れた部分のメイクをリセットさせることもできるし、肌の保湿もできるのでメイク直しアイテムとして取り入れてみてくださいね。
■メイク直しの仕方
- 乳液や保湿効果のあるジェルを少量手に取り、メイクが崩れてしまった部分に軽くなじませる
- 肌に余分な乳液やジェルはティッシュや綿棒を使って拭き取る
- 化粧下地やファンデーションを塗り直す
おわりに
汗をかきやすい夏場はとくに、化粧崩れがひどくなるので大変ですよね。
メイク崩れを防ぐために、汗はティッシュで押さえるように拭きとりましょう。
また、メイク直しができるように、メイク道具と一緒に乳液などの保湿化粧品も忘れずに持ち歩くようにしましょう。