家で焼肉をすると部屋中に焼肉のニオイが残ってしまうのが気になりますよね。
何日もにおいが残ってしまったときには、家で焼肉をしたことを後悔することも・・・。
焼肉のニオイの原因は、お肉を焼いているときに発生する油や煙です。
そこで今回は、家で焼肉をしたときの臭い対策と油はねや煙を出さないようににする方法についてご紹介します。
家での焼肉の臭い対策
■換気する
部屋中に広がっている焼肉のニオイを換気して外に出し、外から新しい空気を取り入れましょう。
換気は窓を全開にするより、部屋の中に空気の通り道をつくる方が効果的です。
窓を15cmほど開けて、部屋の真ん中に空気が通るように対角にある窓同士を開けるのがベスト。
対角になる窓がない場合は、換気扇を回したり、扇風機で空気が部屋の中に流れるようにしましょう。
■濡れたタオルを部屋で振り回す
ニオイの成分は水分に吸着しやすい性質があります。
濡れたタオルを部屋でブンブン振り回せば、タオルに嫌なニオイが吸着して消臭することができます。
部屋を換気しながら濡れタオルを振り回すと効果的。
濡れタオルに少量のお酢やアロマオイルを垂らしてから回すと、さらに消臭効果が期待できます。
■お茶の葉を炒る
ホットプレートで焼肉をしたら、油をふき取った後にお茶の葉を大さじ3~5杯プレートに入れて炒りましょう。
中火で10分くらいお茶の葉を炒ると、消臭効果のあるカテキンとお茶の香りが焼肉のニオイを包み込んで消臭してくれます。
ホットプレートではなくフライパンでお茶の葉を炒ってもOK。
部屋の隅に焼肉の臭いが残っていたら、フライパンをその場所に持って行き、お茶のいい香りをふりまきましょう。
お茶の葉は「出がらしの茶葉」でも大丈夫です。
炒ったお茶の葉は、通気性の良い袋に入れれば「消臭剤」として再利用できますよ。
■消臭スプレー
カーテンなどの布製品は、ファブリーズなどの消臭スプレーをかけると簡単に消臭できます。
即効性はないですが、部屋に置くタイプの消臭剤も空気に漂うニオイを消臭してくれますよ。
ホットプレート焼肉の油はねを防ぐには?
家のホットプレートで焼肉をすると「油はね」が気になりますよね。
普通のホットプレートは、お肉を焼くとお肉の油がプレートの上に溜まってしまいます。
この溜まった油が油はねや煙の原因となってしまいます。
なので、溜まった油をこまめに取り除いたり、溝に油を落とす焼肉プレートを使うことで焼肉の油はねを防ぐことができます。
溜まった油をこまめに取り除けば、お肉も美味しく焼けますよ。
飛び散った油は臭いの元になりますので、焼肉後はテーブルや椅子、床などをキレイに水拭きしましょう。
拭くのが面倒なときには、油が飛び散りそうな場所に新聞紙などを敷いておけば捨てるだけでOKですよ。
家での焼肉で煙が出ないようにするには?
焼肉の煙は、ホットプレートの上の油が焦げると発生してしまいます。
少々面倒ですが油はねの対策と同様に、こまめにお肉の油を取り除くことで煙の発生を抑えることができます。
霜降りのお肉は、焼いたときに油がたくさんホットプレート上に残ってしまいますよね。
脂の多いお肉は美味しいですが、脂身の少ない赤身のお肉で焼肉をした方が煙は抑えられます。
タレに漬けこんだお肉は、焼いたときに焦げたタレが煙やにおいの元に。
家で焼肉をするときには、お肉はタレに漬け込まずに食べる直前につけるようにしましょう。
おわりに
私が試してみて一番消臭効果があると感じたのは、お茶の葉を炒る方法です。
焼肉後にフライパンで、大さじ3~4杯のお茶の葉を炒って部屋中にお茶の葉の香りを振りまいてみました。
本当に焼肉の臭いが消えて、お茶のいい香りが残りましたよ。