一般的に隣人に「引越しのあいさつ」をするのはマナーだと言われていますよね。
しかし、一人暮らしでは「近所付き合い」をしない人が多いので、隣人に引越しのあいさつをしないことも多いです。
そこで今回は私の経験も踏まえて、一人暮らしをするとき隣人や大家さんに引越しの挨拶は必要なのか、まとめてみました。
また、挨拶する場合の手土産についても紹介します。
一人暮らしの引越しの挨拶は必要?
私も一人暮らしをするとき、隣人への引越しのあいさつが必要なのか悩みました。
できれば挨拶したくないな・・・なんて思っていました。
しかし、一般的には引っ越し挨拶をしたほうがいいと言います。
そこで、賃貸契約をするときに不動産会社の方に聞いてみたんですね。
不動産会社の担当の方によると、隣の部屋への「引越しの挨拶はしなくても良い」という回答でした。
私は女だからということもありますが、防犯面で「一人暮らしをしている女性」ということをアピールしない方が良いとのこと。
なので私は、不動産屋からのアドバイス通り、隣人に引越しの挨拶はしませんでした。
生活習慣が違う隣人とは、たとえ隣に住んでいても滅多に会うことはなく近所付き合いもありません。
実際に私は5年間一人暮らしをしていて、隣人に会うことはほとんどありませんでした。
たまに遭遇したときに軽く挨拶をする程度で、とくに問題はありませんでしたよ。
なので、引越し挨拶をするか迷ったら不動産会社の方に「隣人に挨拶は必要か?」と聞いてみましょう。
その土地の習慣もあると思いますし、状況によっては挨拶しておいた方が良い場合もあります。
もし、引越しのあいさつが必要な場合は、自分の部屋を中心に両隣と上下の部屋に挨拶をするのが一般的ですよ。
引越しの挨拶は大家さんにもする?
では、大家さんには引っ越しの挨拶をするべきでしょうか?
マンションやアパートの管理や運営は、基本的に管理会社がやっているので、大家さんに引越しの挨拶をする必要はありません。
私の借りていたワンルームは、分譲賃貸のマンションだったのでオーナーは法人でした。
しかし、大家さんが直接マンションを管理していたり近所に住んでいる場合は、早めに挨拶をした方が無難です。
大家さんは、自分が貸している物件の住人がどんな人なのか気になっています。
大家さんと顔見知りになり、良好なコミュニケーションを取ることができれば、万が一トラブルが発生した時に、すぐに対応してくれる確率が高まりますよ。
引越しの挨拶の手土産はどうする?
隣人に引越しの挨拶をするときは、手土産として500円~1,000円程度の品物を持って行くのが一般的です。
手土産は、タオルや洗剤などの日用品やお菓子のように誰が貰っても困らない物を選びましょう。
また、手土産には外熨斗をつけて渡すのがマナーです。
熨斗は蝶々結びの紅白の水引で、表書きには「御挨拶」と自分の名前を書きましょう。
挨拶に行く時間帯は、相手の迷惑にならない時間を選びます。
一人暮らしの場合、遅くまで寝ていることもありますので、土日の昼間などに行ってみましょう。
隣人への挨拶は
「○号室に引っ越してきた○○です。よろしくお願いします」
と簡単な自己紹介をして手土産を渡せばOKです。
しかし、何度行っても挨拶をしたい住人に会えないことがあります。
生活パターンが違うこともありますが、居留守を使っていることも考えられます。
2~3度訪問して会えなかったら、無理に引越しの挨拶をする必要はありません。
生活をしていれば、いつか廊下などですれ違うことがあるので、出会ったときに軽く挨拶しておけば問題はありませんよ。
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おわりに
一人暮らしでは、近所付き合いはほとんどありません。
なので私の場合、隣人への引越しの挨拶をしなかったことによる不利益はとくに何もありませんでした。
とはいえ、隣人がどんな人か気になるものですよね。
私の隣人の部屋は、テレビで見るようなひどいゴミ部屋でした。
隣人が退去するときにわかったことですが、恐ろしいくらいの汚さとゴミの山で本当にビックリしましたよ(^^;
隣の住人がどんな人か気になる場合は、不動産屋で聞いてみると雰囲気くらいは教えてくれるかもしれませんよ。