髪 静電気 対策 防ぐ 予防 ブラシ ドライヤー

 

寒くなって乾燥が気になる季節になると髪の毛に発生する静電気。

フワフワ広がったりおでこや頬にピタッとくっついたり・・・、煩わしくてストレスにもなりますよね。

静電気はダメージヘアにつながるので、しっかり対策をしないと抜け毛などのトラブルの原因になることも・・・。

そこで今回は、髪の毛の静電気を予防する対策を紹介します。

 




髪の毛の静電気を防ぐ方法

髪の毛の静電気の原因は乾燥と摩擦です。

乾燥した髪はブラシでとかすだけで摩擦による静電気を発生させ、フワフワ浮いたり、まとまらない髪にしてしまうんですね。

 

では、静電気を抑えるためにはどうしたらいいのでしょうか・・・?

 

■髪に潤いを与える


寒い季節になると空気だけでなく髪の毛も乾燥してくるので、静電気が発生しやすくなりますよね。

髪の毛の静電気を防ぐには、しっかり髪の毛に潤いを与えることが大切です。

 

洗い流さないタイプのトリートメントやオイルは、手軽に保湿できるのでおすすめのアイテムです。

かなり傷んでいる場合は、シャンプーの前にトリートメントをして髪のダメージを補修しましょう。

 

トリートメント → シャンプー → コンディショナー

 

シャンプー前のトリートメントは、スタイリング剤をお湯でよく落としてから、毛先にもみ込むようにつけましょう。

シャンプーが泡立たない原因になるので、コンディショナーはよくお湯で洗い流してください。

 

シャンプー前にトリートメントをすることで、しっかり保湿され、サラサラ&静電気の発生しにくい髪になりますよ。

 

髪 乾燥 対策

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■ヘアブラシやクシを変える


この世界にある人や物は、いろいろな原子からできており、原子はプラスまたはマイナスの電気を持っています。

プラスまたはマイナスの電気を帯おびることを「帯電」といいます。

 

髪の毛はプラスの電気を帯電しやすい性質です

同じ性質同士の組み合わせでは静電気は起こりにくいですが、プラスとマイナスの異なる電気を帯電するものは、摩擦が起きた時に静電気を多く発生してしまいます。

 

いつも使っているヘアブラシで静電気が発生していたら、それはプラスチックやポリエステル製かもしれません。

プラスチックやポリエステル製のヘアブラシは、マイナスの電気を帯電しやすい性質をもっています。

 

なので、ブラッシングのたびに摩擦によって静電気が発生し、枝毛や切れ毛などのダメージヘアをつくってしまう原因になるので避けましょう。

 

髪 乾燥 対策

 

静電気を発生しにくいのは、プラスの電気を帯電しやすい天然毛のブラシ木のクシです

プラスチックやポリエステル製でも静電気防止機能がついたヘアブラシならOKですよ

 

髪の毛のブラッシングは無理に引っ張ったりせず、毛先から順にやさしくとかして髪へのダメージを与えないようにしてくださいね。

 

■マイナスイオンドライヤーを使う


髪の毛はプラスの電気を帯びているので、マイナスイオン(マイナスの電気)の風をあてることで、中和されて静電気が起きにくくなります。

ドライヤーのマイナスイオンは、パサついた髪や地肌に入り込んで潤いを与える効果もありますよ。
髪 静電気 乾燥

 

■髪と服との摩擦に気を付ける


寒い季節にマフラーやセーター、フリースなどは必須アイテムですよね。

でも洋服との組み合わせに気をつけないと、髪の毛は静電気でスゴイことになってしまいます。

 

髪の毛はプラスの電気を帯びているので、マイナスに帯電しやすいアクリルやポリエステルは静電気が発生しやすい組合せです。

アクリルのマフラーやセーター、ポリエステルのフリースなどはできるだけ避けるか、柔軟剤や静電気防止スプレーを使って静電気防止のための対策をとりましょう。

 

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外出先で髪に静電気が発生した場合の対処法

髪の毛が静電気でフワフワ浮いて大変な事態になるのは、冬によくあることですよね・・・。

外出先で髪の毛の静電気が気になったら、以下の方法を試してみては?

 

■髪を水で濡らす


髪の毛を水で濡らすと静電気が一時的に収まります。

髪が乾くと静電気が復活してしまうので、一時しのぎにしかならないかもしれません。

ウェットティッシュでも静電気を抑えることができますよ。

 

■静電気を体の外に逃がす


壁や木などの金属以外の静電気を通すものに触り、体にたまった静電気を外に逃がしましょう。

金属のドアノブなどを触る時にバチッとおこる静電気に有効な手段ですが、髪の毛にも効果があります。

 

■ハンドクリームで髪を保湿する


冬はハンドクリームを持ち歩いていることはないですか?

ハンドクリームを薄く手のひらにとり、髪の毛になじませて保湿することで静電気を抑えることができます。

 

■携帯用の静電気防止グッズを持ち歩く


どうしても髪の毛に静電気が発生してしまう場合は、髪の毛の静電気を抑えるスプレーやヘアブラシを携帯しておきましょう。

おわりに

静電気が起きている髪の毛はキューティクルがはがれやすくなり、ダメージにつながります。

静電気はチリやホコリ、花粉などを引き寄せてしまい、頭皮のかゆみなどのトラブルを引き起こしてしまうことも・・・。

髪の毛のダメージを抑えるには日頃からお手入れをして、静電気を起こさない潤いのある髪にしておくことが大切ですね。