年賀状は、間違えてしまったら修正液などを使わすに書き直すのがマナーなので、書き損じはつきものです。
多めに準備した年賀状が余ってしまうことも多いですよね。
我が家も毎年、数枚の年賀状が余ってしまい、もう何年も前の未使用の年賀状が放置されています。
そこで今回は、未使用の年賀状の交換方法や活用方法をまとめてみました。
未使用の年賀状は郵便局で交換
未使用の年賀状は、その年度の販売期間内であれば、郵便局で手数料無料で他の種類の年賀はがきとの交換ができます。
ただし、その年度の販売期間が過ぎると年賀状には交換できなくなります。
例えば、去年の年賀状を今年の年賀状に交換することはできません。
また、未使用の年賀状や書き損じた年賀状は、1枚5円の手数料を支払えば、はがきや切手に交換できます。
ただし、料額印面(はがきの料金を表す部分)が汚れたり、書き損じたものは交換できなくなってしまうので、汚さないように注意しましょう。
交換するときの手数料は、現金で支払ってもいいですが、交換する切手やはがきと相殺することもできます。
◆年賀状と交換できるもの
- 切手
- はがき
- 年賀状(販売期間内)
- 郵便書簡(往復はがきやお便りセットなと)
- 特殊封筒(レターパック)
未使用の年賀状は切手に交換
未使用の年賀状は、郵便局で切手やはがきに交換できますが、いまどき手紙なんて書かないという方は多いですよね。
手紙も書かないし、ハガキも使わないという方は、すべて切手に交換してしまいましょう。
ゆうパックの支払い
宅配便を使うときは、ゆうパックを利用しましょう。
料金は、切手で支払うことができます。
切手払い可のオークションで利用
少額のオークションなどでは、切手払いが可能な場合があります。
欲しいものが出品されていたら、オークションで利用してもいいですね。
金券ショップで換金
金券ショップに持っていくと、切手を現金に換金してくれるところがあります。
切手の種類によりますが、額面の60~90%くらいで買い取ってもらえます。
余ったの年賀状の使い道
2017年に郵便ハガキの値上げが行われました。
官製はがきの値段は上がって62円になりましたが、年賀状は52円のままです。
年賀状といっても普通のはがきなので、通常のはがきとしても利用することができるんですが、官製はがきが値上げしたことで差額分を支払う必要があります。
年賀状を普通のハガキとして使用する場合は、差額分の10円切手を貼らないといけないのです。
また、普通のハガキとして使用する場合は、表面の「年賀」の文字は二重線を引くなどして消してから使用しましょう。
年末年始の年賀状の季節には、年賀状と間違って配達されてしまうこともあるので注意が必要です。
懸賞に応募する
余った年賀状を懸賞の応募に利用するという人は多いようです。
毎年多めに買って、お年玉付き年賀はがきの当選発表を確認してから、懸賞に使う強者もいるそうですよ。
懸賞応募に余った年賀状を使用する際は、差額分の10円切手を貼るのを忘れないでくださいね。
寄付をする
日本ユネスコ協会連盟や日本ユニセフ協会など、国際協力活動をしているNPO法人などには、未使用や書き損じのはがきを集めているところがたくさんあります。
各団体ではこれらを切手に交換した後、現金化して、教育支援、生活支援といった国際貢献活動に役立てています。
日常生活では、寄付しようと思ってはいても、なかなか行動に移せない場合もありますよね。
ある程度まとまった古い年賀状がある場合、寄付をして困っている人の支援をするというのも、使い道の一つかなと思います。
おわりに
余った年賀状を交換・利用する場合、お年玉付き年賀はがきの当選発表を確認してからにしましょう。
もしかしたら当たってるかもしれないですからね(^^)v
未使用の年賀状は放置していても、もったいないだけなので、自分に合った方法で活用してくださいね。