日焼けをして皮膚の赤みやヒリヒリとした痛みが治まってくると、今度はポロポロと皮がむけてきます。
皮がむけてムラになった皮膚は、見た目にも汚くて「1日でも早くなんとかしたい!」と思いますよね。
しかし、早く元の綺麗な肌にしたいからといって無理に皮をはがしてしまうと、シミの原因になってしまうことも・・・。
そこで今回は、日焼け後に肌の皮がむけてしまったときの対処法を紹介します。
日焼けの皮むけの対処法
日焼けの後に皮がむけてしまうのは、紫外線によって皮膚の表面の細胞が死んで剥がれ落ちてしまうためです。
つまり、皮がむけてきているということは、日焼けで死んだ皮膚の下に新しい皮膚が再生をはじめている状態なんです。
とはいえ、皮がポロポロとはがれてくると見た目にも汚らしいので、むいてしまいたくなる衝動に駆られますよね・・・。
しかし、皮を無理にはがすのは絶対にやめましょう!
無理やり皮をむいてしまうと、せっかく再生した新しい皮膚もはがれてしまいます。
新しい皮膚が剥がれてしまったら・・・、充分に再生していない皮膚が露出することになってしまうんです!
再生していない皮膚は非常に弱く、そこにまた紫外線があたってしまうとシミの原因になることも・・・。
ですので、将来のシミ予防のためには日焼け後に皮がむけてきても無理にむいたりせず、自然に剥がれ落ちるのを待つことが大切ですよ。
日焼け後のかゆみを抑える保湿ケア
肌のターンオーバーに必要な期間は約1ヵ月です。
つまり、皮膚が完全に通常の状態になるのには約1か月かかり、それまでの期間にできた新しい肌はとてもデリケートな状態・・・。
日焼け後の肌はとても水分が不足していますので、しっかり保湿することが大切です。
肌が乾燥しないように、化粧水やジェルなどをまめに塗って保湿しましょう。
日焼け後の肌はデリケートになってますので、刺激の少ない化粧品を選んでくださいね。
とくにお風呂上りの肌は乾燥しやすいので、化粧水などをたっぷりと塗って保湿を心がけましょう。
かゆみがひどくて我慢できないときは、冷やすと軽減できます。
冷蔵庫で冷やしておいた化粧水をたっぷり塗って保湿をすれば、日焼け後の肌のかゆみも抑えることができますよ。
肌が潤えば、ポロポロとはがれる皮膚の皮むけも目立たなくなります。
どうしても肌の皮むけが気になる場合は、タップリと乳液やクリームをつけてマッサージするようにして、皮のはがれた部分だけをやさしく取り除くようにしましょう。
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おわりに
日焼け後の肌はデリケートですので、ポロポロと皮膚がはがれてきても、皮をむきたくなる衝動をグッと抑え肌の保湿に徹しましょう。
保湿をしていても痒みが出てしまった場合は、日焼けの炎症が治まって皮膚がカサカサ皮むけしているだけの状態でしたら、痒み止めを塗ると抑えられるかもしれません。
しかし、日焼けで肌が荒れてしまったり痒みが酷くなってしまったら、無理をせずにお医者さんへ行く方が安心ですよ。