友達や知り合いとの食事やお茶は楽しいけど、「一口ちょうだい」と言われて困った経験はありませんか?
付き合いでときどきは食べ物をシェアすることはあっても、さすがに毎回となると苦痛になってくる人も少なくないのではないでしょうか・・・。
そこで今回は、食事中に「一口ちょうだい」を言われたときの断り方を考えてみました。
「一口ちょうだい」という人の心理って・・・?
まず「一口ちょうだい」と言うことや言われることに、全く抵抗のない人がいることを覚えておいて下さい。
もちろん、そういう人たちは、嫌がらせや迷惑をかけようと思って「一口ちょうだい」と言っている訳ではありません。
「食べ物をシェアしていろいろな味を楽しみたい」という人もいれば、「一口ちょうだい」がコミュニケーションの一つだと考えている人もいるのです。
つまり「一口ちょうだい」はごくごく普通の行為であり、「あたりまえ」なことなんですよね。
中には、ただ食い意地がはっているだけの人もいますけどね・・・。
とはいえ、逆に「一口ちょうだい」とは絶対言わないし、言われるのがすごく迷惑と感じる人もたくさんいますよね・・・。
私もフライドポテトのように「おすそ分け」できるものならまだしも、ソフトクリームやケーキ、ハンバーガーなど分けるのが困難な食べ物をシェアするのが嫌です。
その人が嫌いとか、食べ物をあげたくないとかケチということではなく、シェアして食べる事が嫌なんです!
それに、本当に親しい人だとしても、他人が食べたものを口にするなんて衛生面だって気になってしまいますよね・・・。
ただこれは、その人との価値観の違いなので、どちらが悪いということではないんですよね。
「一口ちょうだい」の断り方!角の立たない言い方は?
人の価値観はそれぞれなので、「一口ちょうだい」と言う人には悪気はありません。
とはいえ、「一言ちょうだい」に抵抗がある人にとっては、楽しい食事中にその言葉を言われたらストレスでしかありません・・・。
毎回「一口ちょうだい」と言う人とは、一緒に食事に一緒にいくことさえ嫌になってしまいますよね。
でも「一口ちょうだい」断ったことで、その人との関係が気まずくなったりするのは、できるだけ避けたいものです。
なので、友人や知り合いからの「一口ちょうだい」を断るときは、なるべく角が立たないような言い方を心がけましょう。
その人の性格に合わせて、冗談っぽく言うのか真剣な表情で言うのか判断して、うまくその場を切り抜けるしかありません・・・。
なるべく穏便に断ることができるフレーズを紹介しますので、次回「一言ちょうだい」と言われたら勇気をもって断ってみましょう。
- 「えー!やだー!あげないよー!これは私のだからね!」
と冗談っぽく言う。 - 「マナーが悪いから、やめてね」
と言う。(少し真剣に) - 「ごめん、実は私、人と食べ物をシェアするのが苦手なの・・・。本当にごめんね!」
と謝りながら、自分の意見をしっかりと伝える。 - 「虫歯(風邪)がうつるから、私のは食べない方が良いよ!」
と感染の危険を促す。 - 「残ったらあげるね!」
とニッコリ笑顔で言って、全部食べきる。
食事やお茶に行くたびに「一口ちょうだい」を断っていれば、普通は「嫌なんだな」と友人たちも察してくれるはずです。
毎回「一口ちょうだい」という人なら、料理を注文する時点で「今日は一口ちょうだいナシね」と先に言ってしまうという手もありますよ。
また逆に、「一口どうぞ」と勧められることもありますよね・・・。
そんなときは、
「ううん、今日はいいや。ありがとう」
「ありがとう。でも自分の分だけで充分だよ」
などと言ってやんわりと断りましょう。
自分の食べ物を勧めてくる人は「こっちのも食べたいはず」と思って、親切で勧めてくれているので、必ず感謝の気持ちを伝えることが大切です。
そのうえでお断りを続けていれば、だんだん「そういう人なんだな」と感じて勧めてこなくなると思いますよ。
それでも「私、気にしないから」とか「いいじゃん」とか「ケチ」とか言ってくる人もいますよね。
中には何の断りもなく、当然のように食べてしまう人も・・・。
そんな人には、ハッキリ言わないと「一言ちょうだい」が嫌だということが伝わりません・・・。
「あなたが気にしなくても私が気にするんだ」
「ケチとかじゃなく、そういうのが嫌なんだ」
ということをハッキリ伝えることが、今後の人間関係を続けていくうえでの精神的なストレスを回避できますよ。
おわりに
私も旦那や本当に親しい友達以外は、食べ物をシェアするのが嫌です。
なので、それほど親しくない友人などから「一口ちょうだい」って言われたら
「私、ちょっと潔癖があるから、そういうの苦手なんだ~。ごめんね!」と断っています。
そう言えば大抵の人は納得してくれますし、それ以上何かを言ってくることはありませんよ。
嫌なことを我慢してもストレスが溜まるだけなので、「一口ちょうだい」に対しては、できるだけ角が立たないようにやんわりとした口調でハッキリ断るようにしましょう。