6月の第3日曜日は「父の日」です。
母の日のプレゼントの定番はカーネーションですが、父の日に贈る花は何か知ってますか?
実は父の日に贈る花といえば「バラ」なんです!
そこで今回は、父の日のプレゼントにおすすめの花と花言葉の意味をご紹介します。
父の日のプレゼントにおすすめの花とは?
父の日には、父親が健在なら「赤いバラ」、故人のときは「白いバラ」を贈るといわれています。
父の日のが誕生したのは、アメリカ人のジョン・ブルース・ドット夫人が
「母の日があるなら父に感謝する日があってもいいのでは?」
と主張して、通っていた教会の牧師へ懇願したのがきっかけ。
ドット夫人の父親は、妻を亡くした後に男手ひとつで6人の子供が成人するまで育てました。
父の日の花がバラのなのは、ドット夫人が父親の墓の前に白いバラを供えたことが由来といわれています。
でも父の日には「赤色」というより「黄色」をというイメージがありませんか?
実は日本ファーザーズ・デイ委員会という組織が「父の日イエローリボンキャンペーン」を実施しているからなんです。
テレビで「ベスト・ファーザー賞」を芸能人が受賞しているのを見たことがありますよね。
日本ファーザーズ・デイ委員会は、ベストフ・ァーザー賞などを発表している組織です。
父の日イエローリボンキャンペーンでは、活動の一環として、父の日に感謝の気持ちを「黄色いリボン」に託して贈り物をすることを推奨しています。
イギリスでは古来より、黄色は身を守るための色とされていました。
それがアメリカに伝わると戦争時の兵士の無事を祈った「黄色いリボン」となり、愛する人の無事を願うものとなりました。
そうした歴史から日本では、父親への感謝の気持ちを込めて、プレゼントに黄色いリボンで結んだり黄色いバラを贈るよう呼びかけているんです。
なので、父の日には「赤いバラ」もしくは「黄色いバラ」がおすすめ。
とはいえ、父の日の贈り物に決まりなどはありません。
バラだけでなくユリやひまわりなどの花もプレゼントとして人気です!
父の日は花言葉に感謝の気持ちを込めて・・・
花の種類や色によって、いろいろな意味を持つ花言葉。
届けたいメッセージを花言葉で伝えるなんてロマンチックですよね。
でも実は、いい意味だけでなく悪い意味の花言葉もあるんです・・・!
たとえば日本ファーザーズ・デイ委員会が父の日に推奨している黄色いバラは、「平和」などのいい意味もありますが「嫉妬」という悪い意味も。
あまり気にする必要はないのですが、受け取る側の気持ち次第ということもありますので、気になるときには伝えたい気持ちの花言葉をカードに添えて贈りましょう。
赤:愛情、あなたを愛します
ピンク:感謝、上品、幸福
黄色:献身、平和、嫉妬
オレンジ:信頼、絆、健やか
青:奇跡、神の祝福
紫:誇り、気品、尊敬
白:心からの尊敬、清純
バラは贈る本数にも意味を持ちます。
父の日にふさわしい本数をピックアップしてみましたので参考にしてみてください。
4本:死ぬまで愛の気持ちは変わらない
5本:あなたに出会えて本当によかった
8本:あなたの思いやりや励ましに感謝します
18本:誠実
22本:あなたの幸運をお祈りします
白:寛容
青:辛抱強い愛情
ピンク:元気な女性
白:純潔、威厳
ピンク:虚栄心
黄色:陽気、偽り
オレンジ:華麗、愉快、軽率
オニユリ:荘厳、富と誇り
カサブランカ:純潔、威厳、高貴
ササユリ:清浄、上品
ヤマユリ:荘厳
テッポウユリ:純潔、甘美、威厳
ヒメユリ:誇り
白:清純
ピンク:あなたを愛してます
父の日のプレゼントは花とセットがおすすめ
日本は花を男性に贈る習慣がありませんよね。
父親の性格にもよりますが、よっぽどの花好きじゃないと花束は喜ばれないことも・・・。
お花はもらった後の手入れも大変ですからね。
男性は実用的なものを好む傾向があるので、父の日にお花をプレゼントするときには、「花+スイーツ」「花+お酒」などのセットにして贈るのがオススメ。
プレゼントに花を添えて、さりげなく花言葉で日頃の感謝の気持ちを伝えることができればステキですね。
おわりに
父の日は父親に感謝の気持ちを表す日。
普段は恥ずかしくて言えない感謝の言葉は、花言葉に託してプレゼントしてみましょう!
きっとお父さんにあなたの気持ちが伝わりますよ。