豆苗 栽培 育てる 収穫

最近、スーパーの売り場で豆苗をよく見かけるようになりました。

 

100円前後で購入できるので、野菜が高い時期になると通年で値段の安定している豆苗が魅力的に感じますよね。

 

調べてみると豆苗は栄養価も高く、β-カロチンはチンゲン菜の1.5倍、ビタミンEは小松菜の1.8倍、食物繊維はじゃがいもの1.7倍です。

 

しかも豆苗は、料理に使用した後、残った根と豆の部分を水に浸して育てれば再収穫ができるというではありませんか!

 

そこで実際に豆苗を育てて再収穫してみることにしました。

 

豆苗の栽培方法はとても簡単なので、栽培記録とともに紹介したいと思います。

 




うまく再収穫するための豆苗の切り方

豆苗 栽培 カット 発芽

豆苗を再収穫するときは、豆の部分から3センチくらい上のところで切るようにしましょう

 

豆に近い部分で切ってしまうと、再収穫するために必要な「脇芽」という部分がなくなってしまいます。

 

脇芽は、植物が新たに成長するために芽を伸ばしていく部分で、根の近くにたくさんあります。

 

再収穫するには脇芽を成長させる必要があるので、できるだけ多くの脇芽を残すのが豆苗をうまく育てるためのコツです。

 




豆苗の栽培方法。おいしく育てるコツとは?

豆苗は基本的に水だけで育ちます。

 

豆苗を切ったら、トレーやお皿に移して根の部分だけが水に浸かるようにして育てましょう。

 

豆の部分まで水が浸かってしまうと豆が傷んでカビが生えてきたりするので、水は必ず根の部分だけ浸るようにしてください。

 

水やりは夏場は1日2回、冬場は1回でOKです。

 

水やりは、豆苗を育てているトレーやお皿に水を注ぎ足してしまいがちですが、雑菌が繁殖してしまうので衛生面的によくありません。

 

そのため、うまく豆苗を育てるためには、少々面倒ですが毎日新鮮な水に交換しましょう。

 

また、豆苗は暑すぎても寒すぎてもうまく育ちません。

 

窓辺などの明るい室内に置いて豆苗を栽培すれば、茎や葉もしっかりと育つのでオススメです。

 

しかし、直射日光を当てすぎると豆苗の茎が固くなってしまう原因になるので気を付けましょう。

 




豆苗を実際に育ててみた

我が家は窓辺に置く場所がなかったので、キッチンのカウンターで成長を見守りました。

 

豆苗は3日目くらいからグングン成長し始めましたよ!

 

8日~10日くらいで収穫できるまでに成長。

 

ひゅるひゅると上に伸びていきますので、伸ばし過ぎないように、ある程度育ったら収穫して食べます。

 

しかし、我が家の豆苗はキッチンのカウンターで栽培したせいか、収穫した豆苗は買ってきたものと同じレベルではなく、葉っぱも少なく茎もヒョロヒョロとした感じにしか成長しませんでした。

 

しっかりとした豆苗を育てたい場合は、できるだけ窓辺などの明るい場所に置く方が良いと思います。

 

しかし、どんな植物も枯らしてしまう「植物殺し」の異名を持つ私でも、育てることが出来るくらい豆苗の栽培は簡単でした(^^;

 

なので、水の交換と根だけ水に浸すということに気をつければ、誰でも豆苗の再収穫はできると思いますよ。

 




豆苗は何回まで収穫できる?

豆苗は、うまく育てることができれば2回以上収穫することが可能です。

 

ただ2回目になると、脇芽が少ないせいか成長はかなり悪いです。

 

我が家の豆苗は、1回目の栽培の時より、さらにヒョロヒョロした感じにしか成長しませんでした。

 

また、2回目になると豆が傷んできたりカビが発生したり、だんだん衛生面も心配になってきます。

 

日当たりの悪いキッチンのカウンターで育てていたということもあり、私はうまく育てることが出来なかったので、2回目の豆苗の再収穫は断念しました😔

おわりに

豆苗は通年を通して安定した価格で購入できるし、うまく栽培すれば収穫もできるので、とても魅力的な野菜です。

 

実際に食べてみると味に癖もないので、サラダ、炒め物、スープ、鍋の具といろんな料理に使えるのも嬉しいところです。

 

豆苗の栽培中は、グングン育っている姿を見て毎日楽しくなりますよ。

 

育てていると観葉植物みたいで愛着もわいてくるので、豆苗を買ったら再収穫にトライしてみてくださいね。